小2男子・小さな嘘が気になります
小2男子です。未診断ですが、ASDの傾向があります。時々、話を盛ったり、小さな嘘をつくことがあります。どうしたらいいでしょうか。
小学校低学年(6歳〜8歳頃)の嘘について
お子さんと話をしていて事実と違うことを言ったり、ちょっと大げさに話したりすると、私たち大人はつい「嘘はダメ!」と叱りたくなりますよね。でも子どもの嘘は、成長の段階によって意味合いも深刻さが大きく変わります。
今日は小学校低学年のお子さんに関するご相談です。
お子さんが「話を盛る」「小さな嘘をつく」のはなぜだと思いますか?ここで少し立ち止まって、その行動の裏にある「目的(理由)」を考えてみましょう。
自分が小2だった頃を思い出してみると、誰でも一度や二度、似たような体験があるのではないでしょうか。「否定的な行為の背景には、肯定的な意図がある」という心理学的な見方があります。
子どもが嘘をつく時、行為だけを見ると問題のように思いがちですが、その裏にある「肯定的な意図」には次のような「願い」があります。
・認められたい・注目されたい:「すごいね!」と言ってもらいたい
・自分を守りたい:怒られるのが怖い、失敗した自分を認めたくない
・場を盛り上げたい:相手を喜ばせたい、笑わせたいサービス精神
・願望をそのまま言ってしまう:「こうだったらいいな」という願望。空想と現実の境界がまだ曖昧で、嘘の自覚がない
悪意があるわけではなく、「自分を価値ある存在に見せたい」「安心したい」という切実な気持ちが、不器用に変換されているのです。凸凹っ子に限らず、この時期の子どもたちには多かれ少なかれその傾向があります。
宿題をやったと嘘をつく、テストの点数を隠すといった、自己防衛の嘘が増えてくる頃でもあります。
凸凹っ子とどう向き合うか
肯定的意図を受け止める:
嘘かな?と思っても「この子は何が欲しくてこの話をしている?」と考えてみる。言い逃れに見えても、その子の不安に気づくヒントになるかもしれません。
正直に言っても大丈夫という安心感を作る:
凸凹っ子の場合、厳しく叱ったり追い詰めたりすると「本当のことを言うと怒られる→もう何も話さない」となり、コミュニケーション自体が閉ざされてしまいかねません。
正直に言えた時こそ「教えてくれてありがとう!助かったよ」「正直に言ってくれて嬉しかったよ」と認めましょう。
いかがでしたか? お子さんの「 話を盛る 」や「 小さな嘘 」の裏には、お子さんの「願い」があるのだと分かると、その言動もソフトに受け止めることができます。私も「肯定的意図」を受け止めることにより、子どもとのやり取りが変わりました。
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