ハートフルコーチの泣き笑い日記

日々の発見やつぶやきなど。

夜ふかし息子との春からの約束


子どもたちの幸せな未来のために私ができること


我が家のコーチング宣言


インドネシアの鈴木です。
子育てについて学ぶことは、とりもなおさず親が自分自身と向き合い学ぶこと。子育ての課題を親自身の課題と主体的に捉えることができたとき、初めて子どもを知ることができる、そんなことを感じた瀧澤さんの日記でした。

さて今回は、私の泣き笑い日記最終回、子どもの幸せな自立に向けた我が家のコーチング宣言について書きたいと思います。

今年12歳になる息子は8月から中学生。現在通う学校の中学部にそのまま進学するものと思いきや、息子が「このままでいいのかな?」と言い出しました。本人曰く、今のクラスで習うことはわかっていることばかりで物足りなさを感じるとのこと。
息子の通う学校は小規模でアットホーム、生徒も先生も保護者も温かでフレンドリー、みんながみんなを応援しているような居心地の良い学校です。一方で、5年生と6年生が同じクラスで授業を受け、施設などの環境面が十分とは言い難い。息子の話を聴くうちに確かに今の環境は彼の知的好奇心を満たすには不十分なのかもしれない、と思うようになりました。

そんな息子の「もう少し頑張りたい」に応えようと、私は早速、担任の先生、中学部の先生、校長先生に息子の学校での様子や、中学以降のカリキュラム、各先生のバックグラウンドなどについて教えてもらうと同時に、近隣の他の学校についても情報収集をしながら息子と一緒に学校見学に行きました。
日本からジャカルタへ引っ越した時も、親が提案したいくつかの学校に体験入学をした後、息子は迷うことなく今の学校を選んでいたので、今回も学校見学に行けば進学先はすんなり決まるもの、と思っていました。ところが、今回はどの学校を見学しても表情がさえず、「疲れた(=つまらない)」と言うのです。
2025年04月07日(月) No.720 (日記)

子育てからの学び


次男の小学校の卒業


みんなの場所で


自分自身の整え


成長曲線は螺旋を描く


子どもを「起こす派」というより「起こしてしまう派」だった私。菅原さんの日記を読んで、息子を黙って見守る恐怖から逃げていた当時を思い出し、冷や汗ものでした。

こんにちわ、東京の㓛刀(くぬぎ)です。
この4月から高3に進級し、受験生になる息子。最近の生活ぶりから受験生を意識していることが見て取れるようになりました。
たとえば時間の使い方です。以前は放課後、外で友達と油を売ってから帰宅するのが常でしたが、近頃では授業が終わると家路につき、帰宅後は居眠りを避けるために早々に入浴。「夕飯は18時にお願い」と頼まれたので、私もできる限り時間通りに支度をして、18時には家族揃って夕食。食べ終わると息子は自分の部屋に行き、途中休憩しながらしばらく机に向かい、寝る前の30分ほどリラックスタイムをとったら、決めた時間に就寝します。

修行僧のようにストイックな生活を試みては長続きしないことは、これまでに何度かありました。しかし今回は何かが違います。「自立」の芽生えというのでしょうか。親として見ていて新鮮な感覚です。目指す学部が決まり目的が定まってから、意識が高まった気がします。

中学受験も高校受験も、実は現実逃避ばかりしていた息子。それが自律的に受験に立ち向かえるようになったのはなぜなのでしょうか。彼の成長の背景には私自身の変化も関係していると思います。
2025年03月03日(月) No.715 (日記)

それぞれの「経験」と「べき」


東京の菅原典子です。

下の息子も高校卒業を目前にし、子育て卒業が秒読みとなってきた我が家ですが、しばらく続いていた我が家の「朝起こす」VS「起こさない」問題について書きたいと思います。

ハートフルコーチ養成講座で習った、「朝子どもを起こさない」という取り組み。それは、私が子どもたちに「責任」を教えるためにやってみたいことのひとつでした。
「責任(responsibility)」とは、「自ら反応する能力」のこと。朝起こさないことで、人に依存することなく、自分の行動次第で結果は変えられることを学んでいく、というもの。

心配性の母にずっと起こされていた私は、まさに先生の説明通り、遅刻したことを母のせいにしたことも実際あったし、人をすぐに頼ってしまう癖もあり、自分で考えて自分で行動していけるようになったのは大分大人になってから。我が子たちを私と同じ目に遭わせてはいけない! と焦る気持ちもあり、さっそく講座で聞いたことを興奮気味に夫に話しました。

「だから子どもたちを朝起こすのをやめようと思う」と提案すると、夫はちょっと怪訝な顔で、納得どころか、「そうは思わない」とバッサリ。
私が自分の体験(親にずっと起こしてもらっていたことで自立が遅れたと感じていることなど)を熱く話すと、夫も自分の体験談で反論をしてきました。
「自分は親にずっと起こしてもらっていたけど社会人になって問題なかったし、ちゃんと自立もしている」と。
2025年02月24日(月) No.714 (日記)

ついやってあげちゃう! “お世話グセ”に気づいた話