学校での様子がわからない
小学校4年生の息子ですが、学校生活は順調そうです。連絡等学校からの手紙は習慣で見せてくれるのですが、学校での出来事や友達の事はほとんど話しません。少しさみしく感じているのですが?
成長の証
お気持ちよくわかります。私も息子2人を育てる母として似たような経験をしました。息子さんは学校生活が順調とのこと。それがわかっていれば充分なのではないでしょうか。小学校4年生は親から見ればまだまだ幼さが残る年齢です。けれど、きっと彼は大人への階段を登りながら、どんどん自分の世界を広げ始めているところなのだと思います。そんな息子さんを私はとても頼もしく感じます。そして息子さんが安心して世界を広げられる家庭をつくられているご家族も、本当に素敵です。これも成長の証として受け止めて、ドーンと構えていてください。こんな経験が、親を育ててくれているのかもしれませんね。
話さないタイプの子の親からできる関わり方
我が子もあまり話さないタイプだったので、「寂しい」というお気持ちはよく分かります。一方で、私自身も母から「兄よりあなたは学校のことを話さない」とよく言われていました。でも当時は、親が興味を持つほどの話はないし、話しても意味がないと思っていたのです。親に話すのは“特別なことだけ”という思い込みもあったのかもしれません。それでも学校生活は普通に楽しかったです。親になると、子どもの何気ない日常も聞きたくなりますよね。息子さんに話してほしいときは、まず親のほうからたわいのない日常の話をしてみるのもおすすめです。そして「今日どうだった?」より、「給食は何だった?」「休み時間は何しているの?」など、具体的で答えやすい質問のほうが会話の扉が開きやすくなります。「あなたの普段の一コマを知りたいんだよ。」と、正直にやさしく気持ちを伝えてみてはどうでしょう。
つかず離れずのスタンスで見守っていく
まるでわが家の息子のようです。息子は幼い頃からあれこれとしゃべる子ではなかったし、学校は自分の領域だと思っているようでしたので私はそれを尊重しようと心がけていました。とはいえ学校での彼の様子は知りたい、そこで私がしたことは2つ。できるだけ行事やPTA活動に参加して学校の様子を眺めることとママ友とのおしゃべりです。これでなんとなく学校の雰囲気や息子のことがわかるので、私が感じたことやママ友との話題をネタに世間話をするように息子としゃべりました。また、そんな会話の最後には必ず「困ったことや、出来ることがあったら教えてね。」と伝えました。相談者さんは少しさみしいかもしれませんが、順調に学校生活をおくるお子さんを信頼して、つかず離れずサポートをしながらお子さんを見守っていってくださいね。
思春期の前触れ?親もバージョンアップ
これまでお子さんは、いろいろお話してくれていたということでしょうか?小学4年生と言えば、早い子は思春期に差し掛かる子もいます。うちの子の場合ですとめちゃくちゃ反発し始めた時期で、恥ずかしながら、話しよりもケンカでコミュニケーションを取っていたような感じでした。話してくれないと、様子が分からず不安でしょうが、ここは親の子離れ第一段階の練習と考えてはどうでしょう。子育て四訓の中の「少年は手を離せ、目を離すな」にあたる時期なのかなと思います。子どもが話してくれなくても「いつでも見ているよ。味方だよ。」という言葉をかけ、親は子どもの変化を捉えられるよう、しっかり子どもの様子を見守る…。子どもが成長し変化する時は、親もバージョンアップする時かもしれません。
子どもの成長につれて、親との距離感やかかわり方は変化して行きます。乳幼児期は抱っこや添い寝で肌を寄せ、歩くようになれば手をつなぎ、一人で行動するようになればわが子を目で追い、目では追えないくらい遠くまで行くようになればスマホで連絡を取り・・という具合です。その変化は子どもの成長の証です。それでも、親が子どもを愛し常に心を寄せる気持ちには変わりはありません。それをぜひお子さんに直接伝えましょう。現在の様子から、お子さんは順調に学校生活を送られ、順調に思春期を迎えているようです。「便りがないのは元気な証拠」くらいに構えて、親は親自身の生活を充実させつつ、たまには家族皆でそれぞれ近況を話しながら、ゆっくりと食事をするなどの機会を設けられるのも良いのではないでしょうか。
エニアグラム
学校での出来事を何でも話してくれる子もいれば、全くその様子がわからない子もいます。それは男女の違い以上にその子の気質によるものが大きいようです。気質がわかればそんなもんかと安心できますよ。




