高1の娘に死ねって言われるのが辛いです
フルタイムで仕事して、家では家事に追われ、娘の成績を気にしてホッとする間もない毎日。 そんな私を横目に、勉強もせずだらだら過ごす娘にすれ違いざまに「死ね!」と言われました。 全身の力が抜けてしまいました。 娘のためを思い頑張っているのに、辛いです。
つらいですよね。親の心子知らずとはよく言ったもので、親がどんなに子どものことを思っているかなんて、子どもが親になってみないとわからないものなのでしょうね。
だから、子どものためを思って頑張るのはやめましょう。
親の人生は親のものです。仕事も家事も自分のためにやりましょう。
仕事に喜びを見出す努力をして、生活を楽しんでみてはいかがでしょうか。
また、お嬢さんも高1にもなっているならご飯も自分で作れます。
洗濯もできます。大人として、それらのことを任せてはいかがでしょうか。
すべてとは言いませんが、家族みんなが頑張っているのだから、あなたにもお願いしたいと話し合ってみてはいかがでしょうか。
子ども扱いをやめて、一人の大人として、一人の女性として付き合ってみてください。
同時に親が思春期の子どもをよりよく理解することが重要です。
「死ね!」と言われる前に、お嬢さんに対して何か言ったりしたりしていませんか?
例えば、学習のことを言ったり、生活態度に触れたりして
小言を言っていませんか?なので、お嬢さんは売り言葉に買い言葉で「死ね!」と言ったのではないでしょうか。
この時期の子どもは干渉を嫌います。人を避けて、自分に意識を向けている時期なので、特に親には自分をのぞきこまれたくないと思っています。
ところが親は、そこに土足で入り込んでは干渉してくるのです。「うるさいなぁ」で追い払えないと、「死ね」ぐらい言うかもしれません。
ところが親は自分が仕掛けたことすら気づいていないのです。少し距離をおいて見守る時期ではないでしょうか。
思春期の子どもの暴言は甘えです。「何も言わずにそっと見守って」という甘えです。甘えは静かに受け取りましょう。
親が怒ったり傷ついたりするのはエネルギーの無駄です。適切な距離を置いて、求めてきたときに対応するようにしましょう。
また、この時期の子どもとの付き合いには、ユーモアも役に立ちます。思春期男子に、「クソババア」と言われたお母さんは、
「はい、私はクソババアです」と言って、「クソババア」と呼ばれない限り返事をしなかったら、ついに息子の方から「勘弁してくれ」と白旗が上がったそうです。
高1の娘と同じ土俵で戦わない方がいいでしょう。大人の落ち着きを見せるときです。