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タイトル:認定ハートフルコーチ倫理規定認定ハートフルコーチ倫理規定

ハートフルコミュニケーションの理念

ハートフルコミュニケーションでは子どもの幸せな自立を目指して、子どもの「生きる力」を引き出すことをテーマとしています。「生きる力」とは、「自ら学び・考え、主体的に判断・行動し、よりよく問題を解決する能力」です。子どものこの能力を育てるために、ハートフルコミュニケーションでは、子どもを育てる人々に二つのことを提案しています。
ひとつは、私たち大人が「生きる力」を発揮すること、もうひとつは子どもが「生きる力」を発揮しやすい環境を整えることです。

NPO法人ハートフルコミュニケーションの定めるハートフルコーチの心構え

ハートフルコーチは、NPO法人ハートフルコミュニケーションの理念やビジョンにそって、その考えに基づき、子育てや人育て、また自己育成の場面において、ハートフルコミュニケーションを実践する者です。
以上の観点に基づき、ハートフルコーチの心構えは以下のとおりであると考えます。

・ハートフルコーチとして日々の子育て、人育てにその知識とスキル、あり方を活用すること
・人々が実現したいことを発見し、具体的にし、実現に協力すること
・人々の気づきを促す
・人々の悩みに寄り添い、共に考える姿勢を保つ
・人々が自ら解決方法ややり方を発見するよう導くこと
・人々が責任を持てるようその自主性を重んじる
・いかなる場合においても守秘義務を守り、発言に責任を持つこと(インターネット上の発言を含む)
・自己研鑽を心がけ、自己成長を図ること

NPO法人ハートフルコミュニケーションの定める認定ハートフルコーチの倫理規定

認定ハートフルコーチの定義

認定ハートフルコーチは、NPO法人ハートフルコミュニケーションの理念やビジョンにそって、その考えを広く社会に紹介する者です。その方法は、ハートフルセッション、ハートフルコーチング、ワークショップ、講演など、NPOにおいてその養成を受けた範囲に限ります。
また、ハートフルコーチとしての基本的知識と能力を活用し、コミュニティーで開催される様々な子育てイベント、親をサポートするイベントなどに中心メンバーとして参加し、ハートフルコミュニケーションの啓蒙に努める者です。

ハートフルコミュニケーションのコーチングの定義

ハートフルコミュニケーションのコーチングは、対象者を子どもを育てる人とし、なるべく短時間で子育てにおけるクライアントの求める結果が生み出せるようなサポートを心がけます。
コーチがクライアントとコーチングの会話をするときは、ハートフルコミュニケーションの考えに基づき、クライアントが求める状況を実現するための選択肢を考えることに集中します。

ハートフルコミュニケーションのファシリテーションの定義

ハートフルコミュニケーションのセッションやワークショップは、プログラムに沿ってまた、参加者の求めるテーマに関して話し合い、学びあう場です。
セッションやワークショップにおいては、常に選択肢を増やすという目的に沿って、様々な意見、体験、想いがシェアされ、コーチは参加者がオープンに語り、参加できるよう努力します。

ハートフルコミュニケーションの行動規範

ハートフルコーチとして

  • 私は、日常生活においてハートフルコーチの心構えに沿ってふさわしい振る舞いをします。
  • 私は、「ハートフルコーチ」という立場が影響力のあるものであることを十分認識し、責任ある行動をとります。
  • 私は、いかなるときも必要に応じて、専門的な助言を仰ぎ、状況に即した最適な選択をするよう努めます。
  • 私は、常に自分のコーチング能力の向上を目指して自己研鑽に努めると同時に、NPOにおける学びの場 (ハートフルクラブ、各種ワークショップ、ハートフルコーチ向け勉強会など)に参加するよう努めます。
  • 私は、「ハートフルコミュニケーション」の名称を使用して活動する場合は、NPO理事会に相談し、許可を受けて行います。
  • 私は、守秘義務を遵守し、あらゆる適応される決まりに従い、コーチングの実施に関する全ての記録に責任を持って作成、保存、管理、破棄します。
  • 私は、NPOの活動で知りえた連絡先情報(電子メールアドレス、電話番号など)、使用に当たっては、活動の趣旨に沿ったときのみとします。
  • 私は、ソーシャルメディア(ブログ、ツイッター、フェイスブックなど)を安全に使用するため、NPOが作成したソーシャルメディア・ガイドラインを遵守します。
  • 私はNPOの活動で得た収入に関して、法律を遵守し、納税義務を果たします。

参加者・クライアントに対して

  • 私は、参加者やクライアントとの信頼関係の構築に努めます。
  • 私は、参加者やクライアントから、知ることのできた個人情報は正当な理由なく口外しません。
  • 私は、参加者やクライアントや関係者に対して、誤解を招く恐れのある情報やアドバイスを与えません。
  • 私は、参加者やクライアントとの関係を、私の個人的、職業的、金銭的な利益を目的に利用しません。
  • 私は、クライアントが、私以外のコーチングを受けた方がよいと判断した場合は、速やかにそのことを本人に告げ、NPOの指示を仰ぎます。
  • 私は、参加者やクライアントが、ハートフルコミュニケーションではなく、より医学的な専門家のサポートを受けたほうがいいと判断したときは、速やかにその旨を本人に告げ、専門家に相談することを提案します。
  • 私は、私に報酬を払う人とクライアントが異なる場合、クライアントの同意無しには、報酬を支払う人にクライアントの情報を与えません。
  • 私は、参加者・クライアントを個人の背景(国・年齢・人種・性別の表現・性的指向・宗教・障害・個人の事情など)において差別せず、公正・平等に接します。また、他の参加者がいる場においては、差別を回避します。