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娘は受験に向かないのでしょうか

反抗期の娘のことで悩んでいます。中学受験をするので、塾に通い始めました。 入塾テストではそれなりの点数を取ったので、「親子で頑張ろう!」と張り切っていました。 ところが、解けない問題を教えようとすると「私はこうやるの!」と言って、親の言うことを聞きません。 結果、娘のやり方は間違っているのですが、素直に教えてもらおうとしません。 娘は受験に向かないのでしょうか。

中学受験は親子二人三脚

お嬢さんが受験に向かないということはないと思います。お嬢さんは、自分の意思をはっきり持っているお子さんのようですね。 向かないどころか、やりようによっては期待できるタイプではないでしょうか。 お嬢さんは、小4か小5ですか。受験は誰が決めましたか? 子どもの方から受験したいと言い出すケースもありますが、多くの場合、親の意向が強く働きます。親がその気になって、 子どももついていくというケースが多いようです。 当然のことですが、受験勉強をするのは子どもです。 ですから、子どもが決めていないと2年3年と受験勉強を続けるのは大変です。 もちろん親の期待を伝えるのは大切ですが、お子さんが受験に関してどう思っているかを聞いてみてください。 そして、お子さんが自分の思いが尊重されていると感じるようにしてみましょう。 また、お子さんに対する言葉のかけ方に、お子さんが「自分はダメだと思われてる」と感じる要素はないでしょうか。 例えば、間違ったときに「そうじゃないでしょ」「また間違ってる」「こんなのもわからないの」「どうしてわからないの」 「前にも言ったじゃないの」など、親は何気なく言っているかもしれない言葉の中に、お子さんを必要以上に反発に導くものが あるかもしれません。 お子さんは、ほんのちょっとでも反発を感じると、自分のやり方を主張して、自己肯定するために親をシャットアウトしようと するでしょうね。 親が教えるのであれば、「あら、ほんと。難しいね。お母さんもわからないわ」と、まず軽く、お子さんが正解できなかった状態を肯定し、「こうやってみたらどう?」と、これも軽くヒントを与えるようにしてみてはいかがでしょうか。 また、勉強に関しては塾にお任せして、親は家庭における環境づくりに力を注ぐ方がいいかもしれません。 親には反抗しても、先生には結構素直だったりします。 家の中でいつももめるより、親子ともにストレスのない状態を維持した方がいいでしょう。中学受験は親子二人三脚と言います。 親は力を抜いて、子どもにとってベストな環境づくりをしたいものです。お子さんとご自身を信じて、頑張ってください。