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せめて高校は卒業してほしい

娘が中学3年生の夏休み明けから不登校になりました。それまでは中学1年生から委員会の執行部で懸命に活動していました。 高校は進学校へ無事に入学しましたが1週間でまた不登校になり欠席超過で留年となりました。扶養内でコンビニでアルバイトをしていましたが、やはり高校は卒業したいとの事で通信高校へ転学しました。 通信高校は月に1、2回の登校でいいので最初は登校していましたが半年くらいで最低限の登校もしなくなりました。これでは通信高校も卒業出来そうにない状況です。親としては、せめて高校は卒業してほしいと願っております。 アルバイトは夕方~22時頃迄で帰宅後はオンラインゲームを深夜遅くまでしており昼夜逆転の生活です。このまま通信高校も辞めて中卒になりアルバイトの生活になるのかと思うと将来を悲観してしまいます。 高校を卒業するように娘に口うるさく言ってしまい関係が悪化するので早く独立してほしいと思ってしまいます。

時間はかかっても、お子さんが幸せになる選択を

お子さんの将来を思うと、つい心配になるのは当然のことです。今のお子さんの状態をただネガティブにとらえるのではなく、何ができるのかを考えましょう。

最初にお子さんが不登校になったのはどんないきさつがあったのでしょうか。中学1年から委員会の執行部で懸命に活動していたとのこと。それが突然学校へ行かなくなるのは何らかの理由があったのだと思います。 高校へ入学されたときも、通信高校へ転校されたときも、どんな状態だったのでしょうか。学校生活に何らかのストレスを抱えていましたか。人間関係に悩むようなことはあったでしょうか。

まずできることとして、信頼関係の改善をお勧めします。高校を卒業するよう口うるさくいっておられるようですが、その状態ではお子さんは自分のことを相談できないと思います。 お子さんの将来を考えて、幸せな自立を実現するためには、親のサポートが必要です。今、学業をどうするか以前に、話せる関係を作ることをお勧めします。 もし、お子さんが例えば、本当は大学への進学を希望されているのなら、高校を卒業しなくても、高校卒業程度認定試験に合格することで大学へ入学することは可能です。 お子さんの問題が学校という環境になじめないのであれば、別の環境で学び、将来を計画することは大いに可能です。そのような計画をするならば、親がお子さんと向き合い、お子さんの状態を正確に把握することが大切でしょう。 理解したうえで一緒に考えることができれば、お子さんも将来に不安を抱くことなく安定するのではないでしょうか。

これ以上関係が悪化するのを避けるために、早く独立させたいとお考えのようですが、急がば回れです。時間を取って、よく向き合った方が、お子さんは建設的な未来を描き、それに向かって進むことができます。 時間はかかっても、お子さんが幸せになるほうが、親としても安心できるのですから。

他にできることとして、専門家のサポートを考えてみてはいかがでしょうか。カウンセラーなどの専門家は、お子さんをより理解することを助けてくれます。 そして何より、お子さん自身が、専門家のサポートを得て自分自身を理解することができるのではないでしょうか。

お子さんの人生はこれから始まります。その入り口にあって、より良い選択ができますように。応援しています。

ハートフルコーチ養成講座
お子さんが困難な状態にあるとき、お子さんに寄り添うやり方を学ぶことができます。 お子さんとの間にコミュニケーションを成立させ、関係を改善させることで、お子さんの前進をサポートできるようになります。