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乳幼児期学童期思春期凸凹っ子

反抗的な子どもにどう接すればよいのでしょうか?

“親に言われたことはすべてしない”と決めているようで、「試験勉強は進んでいる?」と優しく尋ねても、「言われたからやる気なくなった」と頑なに勉強しません。 腫れ物に触るような毎日で途方に暮れています。

大人として扱いましょう

思春期の子どもは大人の世界に足を一歩踏み入れています。 親から見れば昨日と何も変わりませんが、やりっぱなしで片付けようともせず、親の言葉がけに素直に反応することはなく、言うことだけは一人前。 「なんて可愛くない!」と思うでしょう。

でも、それが成長の証です。子どもが親に反抗的になり始めたら、子どもを大人として扱う準備をしてください。 「大人として行動してくれたら、大人扱いできるのに・・・」と思うかもしれません。でもそれは反対です。「大人扱いをするから、大人になる」と考えてください。

腫れ物に触るようで疲れると感じたら、子どもに任せてはいかがでしょうか。 「あなたも随分大きくなってきたね。お母さん(お父さん)からいろいろ言われてうるさいと感じるのはもう立派に大人になった証拠。 それなのにうるさく言って悪かった。許してください。これからは勉強のことはあなたに任せることにします」。 そして、子どもの進路や、その進路のために必要な勉強のことなどを親子で話し合ったら、 「うるさく言わずに、あなたの努力を見守ります。もし、何かできることがあったらいってね。何でもお手伝いします」とはっきり伝えましょう。 そして信じて、しっかり見守るのです。

期末試験の後や成績表をもらってきたときなどには、両親そろって成績の振り返りをすることをお勧めします。 その時も、成績が悪くても、小言を言うのではなく、「今後はどうしますか?」とあくまで一人の大人として、冷静に話を聞く態度を保ちましょう。