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小3女子、疎外感を感じやすく今後の人付き合いが心配

小3の娘、年中の頃から友達に無視や仲間外れにされたと、その都度教えてくれます。 友達や環境が変わっても、このような状況が繰り返され今後の人付き合いは大丈夫なのかと心配になります。実際、今も2名の子から無視されている様子を確認しています。娘の性格の特徴として、疎外感を感じやすく、自己肯定感が低く、毎日、不満を言い満たされない面が目立ちます。怒らず話しを聞き共感の姿勢で接するように私の行動もかえましたが、現状は変わらずです。友達が一人もいなくなるのではと心配しています。アドバイス宜しくお願いします。

まずはお母さんの心を整えましょう

お子さんの、そのような話を聞くのはお辛いですね。私も経験があります。涙をこらえながら、友達との辛い関係を聞いていると、私まで辛くなり「学校で今頃辛い思いしてないかな?」「なんでうちの子がこんな悲しい目に合わなきゃならないの!?」「私の育て方のせい?」と負の思いばかりが心に渦巻いていました。 しかし、ここで、親が揺らいでしまうと、子どもは余計不安になります。ここはお母さん、「私はこの子の不安や悲しみをどん!と受け止める!!」と肝を据えましょう!受け入れられなくても、お母さんが話を受け止めてくれれば、お子さんも安心でき、その安心が「私は守られてる!大丈夫!」という自信に繋がります。その自信がお友達との関係に良い連鎖を生みだすのではないでしょうか?そして、お母さんも、ご主人や、信頼のおけるお友達に話したりして、一人で抱え込まないでくださいね。私も気持ちを切り替え、しんどい時には友人に話し、心にゆとりをもって話を聞いていると、子どもの心にも余裕ができたのか「他にお友達できたよ!」と笑顔で報告してくれるようになりました。

仲良しのお友達の話を積極的に聞いてみては

毎日、お子さんから不安や不満を聞くのはお辛いでしょうが、怒らず共感の姿勢で接してられるお母さんは素晴らしいですね。現状は変わらずとも娘さんはとても癒されていると思います。私の場合、悲しい話を聞くと子ども以上に心配したり、悲観的に考えたりしていました。子どもが親に話す理由は色々ですが、一緒になって心配してもあまりいいことはありません。そんな時こそ、お子さんの不安や不満に流されず、お母さんは事実を受け止め、どっしり構えてもらいたいです!無視されたり、仲間外れにされたりすることはとても悲しいですが、その場合もどうぞ慌てないでくださいね。お子さんにはお友達はいるご様子。一人でもお友達がいるというのは素晴らしいことです。皆と仲良くというのは理想ですが、現実は合う子もいれば、合わない子もいます。まず、仲の良いお友達を今まで以上に大切にすることが良いと思います。結果、他の子からの無視や仲間外れにされる機会が減るかもしれません。 まずはお母さんから仲良しのお友達の話を積極的に聞いてみませんか?

お子さんの気質に合わせた対応を

子どもが辛そうな満たされない環境にいることを打ち明けられると、親としては何とか救ってあげたいと考えてしまいますよね。しかし、小さな頃から環境が変わってもそうした状況が続いているならば、娘さんは元々悲しい感情に浸りたい気質を持っているお子さんなのかもしれません。その場合、親やお友達からすると取るに足らない出来事でも、娘さんは悲観的に捉え10倍にして辛さ・悲しさを感じている、もしくは感じたいと自分自身を悲しみの世界に導いていることも考えられます。まずはそういう子どもなんだと受け止めてみてはいかがでしょうか。とはいえ、お母さんに打ち明けてくれる信頼関係があることは何よりですね。子どものネガティブな話を聞くことは親として辛いことですが、子どもの味方である事が伝わるようにその都度向き合ってあげてください。またすでに共感の姿勢で接するようにされているということですが、その時に「この子はこうした悲しい話をしたがる子なんだ」と心に留め、共感しつつも娘さんの悲しみ熱量をそのまま受け止めず、半分程度の熱量で受け流してみてはいかがでしょう。 しかし、もし娘さんが一人で悲しみに浸るように閉じこもっている時は、閉ざした扉を開けるように迎えに行ってあげてください。

お母さんコーチの出番

お子さんとお友だちの様子も年中の頃からよく聴いてこられ、また共感の姿勢で接するようにも頑張られてこられたのですね。さらに今後の人付き合いも考えてのご相談。一緒に考えてみましょう。お母さんコーチの力を発揮されるのはいかがでしょう?すでにされているように、お子さんが話してくれることには親身に耳を傾け(傾聴)、共感し、お子さんの気持ちを受け止めます。その後に「○〇ちゃんはどうなっていたら良かったの?」「どうしたかったの?」「どうなっているといいと思う?」など尋ねます。自分はどうしたかったのか、どうしたら満足なのか、次に同じようなことがあるとどうしようと思うのか、もしかすると自分で状況を変えられるかもしれないと思えるかもしれません。その場合は、実際にやってみるようにサポートしてみてはいかがでしょう。すぐにはうまくいかないかもしれませんが、根気よく伴走されると少しずつ先のことを考える視点も育ちます。「怒らず話を聞き共感の姿勢で接する」お母さんだからこそ、お母さんコーチとして、お子さんとのコミュニケーションの深まりや育ちを楽しまれますように!

気持ちを受け止めた後は、自身も気分転換を

大学生の娘が小学生の時、同じようなことをよく言っていました。お子さんと似た気質かもしれません。同級生が嫌な態度を取るとか、塾で同じクラスの子が無視するとか。最初はいろいろアドバイスをしてみましたが、ひとしきり話すとスッキリした顔になったので、ただただ自分の気持ちを吐き出したかったのだろうと思います。最近になってあの頃のことを聞いてみたところ、「人付き合いはタイヘンだから、自分は自分、ひとりでもいいやと思うようにした」とのこと。小学校でも友人はいましたが、中学、高校、大学と、娘のことをよく理解してくれる友人たちに恵まれ、幸せそうです。小学生の時の娘には、この先友人関係は大丈夫かと心配させられたものでしたが。相談者さんは、お子さんの話をよく受け止めていらっしゃいますよね。お子さんの気持ちをそのまま聞いて受け止めてあげてください。コーチになって尋ねてみるのもいいかもしれません。気持ちを分かってもらえれば、お子さんは安心します。今友人がいるのですし、今後も友人がいなくなることはありません。どうか心配しないでください。 そして、お子さんの話をじっくり聞いてご自身のエネルギーを使った後は、相談者さんも上手に気分転換をしてみてくださいね。