小2の娘に眼鏡を抵抗なくかけてもらうには
眼科医の診断の結果、眼鏡を作ることになりました。 女の子のためか、お友達との関係で眼鏡に抵抗がある様子。大事な目なので子ども自身で納得してかけてもらいたいのですが、良い声かけ方法に悩んでいます。
親が心配に思う気持ちをそのまま伝えてみましょう
周りの目が気になり始める小学校低学年の時期、女の子なら尚更見た目にこだわりがあるかもしれませんね。眼鏡に抵抗がありそうなのは親として感じているとしても、かけることに納得してもらえるかどうか、お子さんに向き合って直接お話ししたことはありますか。 お友達との関係が悩みのポイントになっているのなら、お子さんは親が思っているよりずっと心が成長しているかもしれません。 どうして眼鏡をかける必要があるのか。かけないと今後どういう事になる可能性があるのか。それらを踏まえて親としてどんな心配をしているのか。一度時間をとってしっかり向き合い、心配に思う気持ちをそのままストレートに伝えてみませんか。もちろん、会話の中で娘さんが吐き出す感情は親としてしっかり受け止めましょう。そのやりとりを踏まえれば、お子さんもお子さんなりに、しっかり親の思いを受け止めてくれるのではないでしょうか。結果、お子さんは自分の好みと親の心配を天秤にかけて、葛藤しながらも自分でどうするか決められる、きっとそう思います。
まずはお母さんが納得することから
このお話を聞いて、私が小学生の頃眼鏡をかけていたのを思い出しました(笑) 私は幼稚園児の頃から斜視で視力が弱く、入学前に眼鏡をかけ始めました。親にどういわれたかは詳しく覚えていませんが、母親も絶対治ると信じているのを感じました。私も眼鏡をかけたら目が良くなると何の疑いもなく信じていました。幸いにも小学生卒業の頃には本当に良くなりました。途中で、上級生の男の子から「めがねザル」と言われた記憶があります。それでも眼鏡をかければ、目が良くなると信じていたのであまり辛くはありませんでした。 お医者さんもしっかり説明してくれたと思いますが、小2の女の子には、お母さんの言葉で通訳するが必要かもしれません。お母さんが納得したことを丁寧に説明してはいかがでしょうか?まずは、母さん自身が不安な点をなくし、眼鏡をかける効用についてしっかり理解する事が大切かと思います。お母さんが納得していれば、眼鏡をかける事が最善という気持ちがお子さんにも伝わると思います。眼鏡が目に良いと信じて、眼鏡をかける事に親子で期待を膨らませられると良いですね。
お子さんとの対話は気づきのチャンス!
お子さんの気持ちを大切にされ、より良い声かけをと思っていらっしゃるのですね。 今までと違うこと、特に見た目の変化や体験のないことへの抵抗感は当然ですよね。 私自身初めて眼鏡が必要になった時は、度数に慣れることや目前や鼻に眼鏡のフレームがあることにとても違和感がありました。あの時、信頼できる人が思いを受けとめてくれていたら抵抗感も和らいでいたかもしれません。 そこで、とことんお子さんの思いを聴く機会を持つことをお薦めします。 「あなたが目で困っているのはどんなこと?」 「眼鏡をかけた方がいいと聞いてどんな気持ちになった?」 「どうして眼鏡が必要だと思う?」 「眼鏡をかけると、どんなことが良くなるかな?」 「どんな言葉をかけてもらったら眼鏡をかけたい?」などなど、 お子さんのペースに合わせてゆっくりとしっかり聴いてあげてください。否定せずに聴いていくと、お子さん自身で何が大切でどうするといいのか、気づくことができ、発見もあるかもしれません。答えはお子さんの中にあると信じて、対話を楽しまれますように!
眼鏡は素敵なアイテム
我が家の娘も、乱視と遠視のため、小学校低学年の頃に眼鏡を作ることになりました。眼科の部屋は暗く、最初は少しおびえていましたが、いろいろ検査をして、試しの眼鏡をかけた時、娘はとてもよく見えることに感動したようです。今までぼんやりと見えていた風景が、一瞬にして鮮やかに浮かび上がったのでしょう。私も、早く気づけて良かった!と、嬉しく思いました。あとは眼鏡選び。この時の足取りはもうすでに軽かったのですが、娘は、小さいながらに、なかなかファッションにうるさい子でしたので、お気に入りの眼鏡を探すのも一苦労でした。あーだこーだ言いながら、幸い、これ!というのを見つけました。テンプル(つる)の部分がとてもかわいかったのを覚えています。お気に入りの眼鏡ケースも買いました。初めての眼鏡は、娘の体の一部となり、大切なおしゃれアイテムの一つになりました。 眼鏡をかけることに、お母さんもお子さんも不安を感じると思います。でも、眼鏡はお子さんを守り、成長を助け、そして、よりかわいく見せてくれる素敵なアイテムになります。どんな眼鏡に出会えるかな?楽しみです。
大切なお子さんの健康に関わることとなれば、何とか眼鏡をかけて欲しい、でも、無理やりかけさせたくはない、という相談者さんの気持ち、よく分かります。 お医者さんの説明は、そのままではお子さんには難しいかもしれせんね。そういう時こそお母さんの出番。 ご自身が必要な情報を取り、しっかり理解して、お子さんが分かる言葉に通訳してあげられたらいいですね。 お母さんの気持ちを伝え、子どもの気持ちを受け止める。子どもが気に入る眼鏡が見つかるまで一緒に探す。 子どもの気持ちが揺らいでいる時こそ、お母さんがそばで一緒に向き合っていけば、子どもは安心して自分なりに納得できる着地点を見つけることができます。 大事なのは、子どものペースに合わせること。この先お子さんが苦手なことにぶつかった時にも、この体験がきっと生かされると思います。 さて、お子さんはどんな眼鏡を選ぶでしょうか…楽しみですね。