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宿題になかなか取りかかれない

小2男子の母親です。息子が、宿題になかなか取りかかれません。やらないで行くのは嫌なようで、最終的にはやっていくのですが、時にはテレビを見ながらやったり、寝る前になって慌ててやりはじめたりします。 夕飯の前にはするように言うのですが、「わかった!」との返事のみで、やきもきしてしまいます。毎日時間を決めて宿題をさせたいのですが、なにか良い方法がないでしょうか?

まずは、お子さんの気持ちを聞いてみる

私も以前、同じ悩みを持った親の一人です。 すぐにやれば安心するのですが、やらないと親の私ばかりがヤキモキして、子どもの行動に振り回されていました。 息子さんはすぐにはやらなくても、最終的にはやっていくのですね。やらなければという本人の自覚がしっかりあるのですね。 そもそも宿題は誰の仕事でしょうか?私の場合、振り返ってみますと、どうしたらやらせられるかに頭がいっぱいで、子どもの考えや気持ちを聞くことはほとんどありませんでした。 まずはお子さんが宿題をどのように考え、どのようにしたいか、気持ちを聞いてみてはいかがでしょうか?その上でお母さんのお気持ちを伝えてみませんか? 二人の気持ちが同じ場合、毎日決めた時間に取り掛かれるように、一緒に考えるとお子さんのやる気もアップするかもしれません。 きっと、子どもならではのアイデアも出てきて、とても有意義な話し合いが出来るのではないでしょうか? 二人の気持ちが違う場合、お互いの思いを共有して、最後は「宿題は子どもの仕事」というスタンスで子どもが決めたやり方を尊重しませんか? そして息子さんが自分で決めたように出来たら、出来たことをしっかり認めてあげてください。

できたときにしっかりほめる

小2の男の子が、時間はまちまちでも、毎日宿題をやるというのがすごいことだと思います。 一番大切な「宿題をやっていくこと」はクリアできていますよね。小2で自分から決まった時間にきちんと宿題をやるのは、とても大変なことだと思います。 お母さんがサポートしながら、本人が「早く終わると時間が有効に使えて好きなことをできて、お母さんにもたくさんほめられる!」という、成功体験を地道に積むことが大切なのかなと思います。 ちなみにうちでは,私より夫がそういう声がけが上手なので、「今日はすごく頑張ったんだよ!」と息子の前で夫にも伝えていました。すると夫からもほめられて嬉しそうでした。 また、「夕飯前に宿題が終わっていると、みんなでテレビを見たり、おしゃべりしたりして、ゆっくり楽しくすごせていいよね。」など、宿題を早めに終えるとどんなメリットがあったかを、 具体的に言葉にするのもいいと思います。そして、できたときはシールを貼るなどして、目に見える形で残すのもいいのではないでしょうか。 人は3週間続けられたら習慣になるといいます。できない日もあるかもしれませんが、できた日にたくさんほめてあげて息子さんが「次もがんばろう」と思えるといいですね。

お母さんのもやもやの原因は?

お母さんのやきもきする気持ちわかります。でも最終的にやっていくのは凄いですよね!まずはそこから認めてあげてください。 お子さんとしては、結局は宿題をやっていくのですから、先生に怒られていないし、どちらかというと要領よくこなしているので、決して困ってはいない気がします。 では、何が問題かというと、お母さんのもやもやですよね。そのもやもやの原因はなんでしょう?このままじゃせっかく宿題をしても身にならない。やるべきことを後回しにするのが許せない。 寝る前に焦ってやられたら、こっちが落ち着かない。そしてその主たる原因は?「子どもが宿題をさっさとやってくれないから!!」 …では、この「ないないづくし」をちょっと変えてみませんか? 宿題は自分で考えてやるなら、きっと身についている。一定のルールを守れば子どもなりの時間の使い方を許す。子どもが寝る前に宿題をやっていても、お母さん自身は自分の時間を作る。 「まぁ子どもが宿題をやりさえすればよしとしようかな。」…ちょっと気持ちが楽になりませんか? 宿題は、子どもを追い詰めるためでも、親子喧嘩のためでもなく、子どものためにあるのですから、お母さんもちょっとゆったりかまえてみてください。

宿題タイムを楽しく

お子さんは、毎日、宿題をやって学校へ行かれるのですね。それは立派なことだと思います。そして、お母さんの「時間を決めて、宿題に取り組んでもらいたい」という思いも大事なものだと思います。 そこで、もし「宿題タイム」が少しでも楽しいものであれば、習慣づけし易くなるのではないかと思いますが、いかがでしょうか。 我が家では、「さあ、どちらが正しく書けるかな?」と漢字練習を子どもと並んでやってみたことがありました。但し、私は「左手」です。 負けじと、よじれる私の文字を横目に、一画たりとも疎かにせず書き上げていました。 算数の練習問題が理解できていないようなら、ヒントを与えて、自分で考えてわかる喜びを味わわせてあげて下さい。 それは、競争の時の「やったぁー!!」という弾けた喜びとはまた違って、自分の中から湧き上がってくる静かで確かな喜びです。 これを味わうことで、できる!という自信を得て、次の問題も自分でやってみたくなるようです。 そして、必要とあればいつでも何度でも伴走する姿勢を伝えつつ、「宿題タイム」の定着が図れてきた頃合いを見計らって、「一人でできそうですか?」と尋ねてみてはいかがでしょうか。

対話を通して子どもの自律を育てる機会にしてみませんか?

親としては確かにやきもきしてしまいますね。最終的にはやっていかれるとのこと。親と子どもの時間管理の相違を感じます。 親子の対話を通して、子どもの幸せな自律を育てるきっかにされてはいかがでしょう。自分の時間を自分でコントロールできるよう応援してみませんか? まず、お子さんが感じている宿題や生活のリズムについてのイメージや現状を聞き、お母さんの思いを伝える時間をとります。 お子さんがやろうと思っても誘惑が多くてできないのか、何を優先するといいのかが理解できていなくて困ってはいないか、帰宅後どんなふうに過ごしたいと思っているかなど、お子さんのペースで、 思いを教えてもらうスタンスで耳を傾けます。自分の時間の使い方へ意識を向けることも自律へのヒントになりそうですね。 また、お母さんが「毎日時間を決めて宿題をさせたい」のは、何を大切に思うからなのか、何を子どもに教えたいからそう思うのか、ご自身の思いの確認をし、子どもとお母さんの思いややり方の違いを認めることで、 やきもきせずに応援できるきっかけも見えてくるかもしれませんね。対話も楽しい時間となりますように!

お互いの気持ちを知り、親子で考えていく。

お子さんは、毎日宿題をやっている。ここは立派です!やるべきことをちゃんとやっているのですからね。 あとは、そのやり方と、お母さんのイライラモヤモヤの解消です。 それぞれのコーチが提案しているように、お子さんの気持ち、考え方を聞いて、お母さんの気持ち、考え方を話し、さてさてこれからどうしようか?と話し合う時間をとられたらいかがでしょう。 きっと、子どもの理想と親の理想は違います。でもお互いの気持ちを知り、話しあい、考えていけば、歩み寄っていけます。子どもだけが歩み寄るのではなく、親も歩み寄る 姿勢を見せる、ここが大切だと思います。