感情的に怒ってしまう
私は時々自分がダメな親なのではないかと自己嫌悪に陥ります。
なぜかというと、子どもに対して感情的に怒ってしまうからです。
本などを読んで、理性的に言い聞かせるように叱れるようになりたいと思うのですが、
子どもの悪さを見ると大きな声で怒鳴ったり、手が出ることさえあります。
また、叱る原因となったことだけで無く以前のことまで持ち出して、延々とお説教することもあります。
どうしたら、自分の感情に左右されずに子どもを叱ることができるでしょうか
自分なりの切り替え術を見つけてみては?
私も感情的に怒ってしまいます。
私の親もそうだったので嫌だなと思っていたのに、親と同じように怒ってしまって落ち込むことがよくあります。
子どもの頃のことを思い返してみると、感情をぶつけられているようにしか感じられず、反抗し心を閉ざしていました。
そのような体験から、私は感情的に怒ってしまった場合は、落ち着いてから何を伝えたかったのかを考え、まず子どもに
感情的に怒ってしまったことを謝ってから、伝えたかったことを話すようにしています。
また、感情的にならないようにできることを考え、まずは自分の気持ちに意識を向けるようにしています。
イライラしてきたなと感じたら、私は同じ部屋から出て深呼吸をしながら、「あ~イライラしてきた!」
「もう何度言ったらわかるのよ!」子どもにぶつけたくなった言葉を吐き出して、気持ちを落ち着けます。
他にも気持ちが明るくなるような音楽を聞いたりすることもあります。
そして切り替えられたら、「今日は怒らずにすんだ~」と自分を認めるようにしています。
切り替える方法は色々あると思うので、自分に合った方法を見つけてみるのはいかがでしょうか。
親が悪い時は、謝ることもいいんじゃないかな
お子さんを感情的に怒ってしまうことって、ありますよね。私は、感情的に言葉で怒るというよりも、
行動で怒りを表す親でした。
例えば、子どもがテレビゲームで遊んでいて、約束した終了時間を守らなかった時に、
「もう、時間よ」と言って、テレビのコンセントを抜いてしまったことがありました。
子どもは驚いて、抗議もできない状態でした。
その後、子どもとの会話は、必要最低限で険悪なものになりました。
最初、私は、約束を守らない子どもが悪いと考えていましたが、日が経つにつれて、怒りに任せた
自分の行動もやり過ぎだったと反省しました。
私は、子どもに約束を守らせたい、ゲームを止めさせたいという私の気持ちを優先してしまい、
ゲームを楽しむ子どもの気持ちを考えていませんでした。
親の私から謝らなければ、この状態が続くと思い、私は、自分の行動を謝りました。
子どもは「お母さんがそんなことをするとは思わなかったのでびっくりしたし、悲しかった」と
言いました。
子どもを悲しい気持ちにさせたことを、情けないと思いながら、私は、子どもが約束を守ってくれると
思っていたので、とてもがっかりしたことを伝えました。
そして、子どもにどうしてほしかったかを話しました。
こうして、親の考えを伝えたとしても、子どもの行動はなかなか思い通りには改まらないものですね。 ですが、私のように怒りに任せた行動をしたら、謝ることが必要な時もあるのではないでしょうか。 そうすれば、お互いの考えや気持ちを話すきっかけになり、やり取りすることで、愛情を伝えたり、 子どもからの信頼を得るチャンスが増えると思います。
「不機嫌宣言!」してみませんか
感情的にならないで、理性的に叱る。 そうできたらいいですよね。 でも、子どものことを思えばこそ感情的になってしまうこともありますよね。 どんな時に、いつもより感情的になってしまいますか? 私は、自分が忙しくて余裕がない時によく、イライラして子どもに必要以上に文句を言ってしまいます。
だから、自分でイライラしているなあ。と感じるときに私は、子どもに「不機嫌宣言」を
することがあります。
「お母さんは、今なんだかイライラしていて、でも、あなたに必要以上に怒ったりしたくないので
諸々のことよろしくお願いします。」と・・・。
子どもは、日頃、私が嫌だと言っていることをしないように気を遣ってくれます。
例えば、リビングに子どもが服を散らかしていたりすると、自分から片づけてくれたり・・・。
気を遣わせて申し訳ないなあとは思いつつ、そういう気遣いに癒されてイライラが減ったりもします。
子どもも、突然ヒステリックに怒られて嫌な想いをするより、その方がいいみたいです。
「不機嫌宣言」をしても、文句を言ってくることもありませんし、「はい、はい。」という感じで
軽く流してくれます。
ご自身が感情的になりそうな時に自分だけで解決するのではなく誰かに助けてもらうのも ありかもしれません。 私は子どもに助けてもらっていますが、イライラする想いを誰かに聞いてもらうだけでも 楽になるかも・・・・。 感情を抑制することだけでなく、いろんなことに頑張っている自分を認めて (褒めて、見つめて・・など)少し楽にしてあげるのもいいかもしれません。
怒りの根っこはなんだろう?
この質問を読んだ時、「あ~、私と一緒だ~!」と叫びそうになりました。
そうなんですよ、私も子ども達に怒鳴って、手が出て、ごくごく稀にですが足も出ました…
そんな時は、特に子どもの寝顔を見ると自己嫌悪に陥り、自分が情けなくて寝ている子どもに
「ごめんね~」とチューをしながら、泣いちゃったりね。
さっきは怒りすぎたなと反省した時は、夕飯を子どもの好きなものにしたこともありました。
もう、本当にあるあるです。
今思うと、子どもが悪い部分もあったのですが、私自身に余裕が無かった気がします。
何に怒りがこみ上げたのか、何にあんなに腹が立ったのか考えてみると、実は子どもの悪さの
後始末が面倒だったり、自分の予定通りにいかないことが苦痛だったり。
とにかく、自分の思い通りにいかないことにイライラしていたことが原因だった、ということも
結構ありました。
私がいつも焦っていたのです。
そのうえなぜか、「私がこんなに頑張っているんだから、子どもは私のいうことを聞いて当たり前」
という思い込みがあったかも知れません。
当時を思い出すと、「あんなに怒ることは無かったなあ・・・」と心がチクンとします。
もし今、子どもに対して怒りが収まらないと感じるなら、一息ついて、その怒りが
どこからきてるのかということを考えてみませんか。
案外、私のように子ども以外のところに原因があるかも知れません。
原因がわかれば、対応策も見えてきますよ。
子どもの成長に合わせて、親子関係も成長できます
本当にダメな親なのでしょうか。 感情的になってしまうということは、それだけお子さんのことを真剣に思っていらっしゃる証なのだと 思います。
以前、町内の子ども会のイベントで、中学生の女の子たちと話す機会がありました。
そのうちの一人は、小さい頃からお母さんと反りが合わず、口喧嘩ばかりの毎日でとても疲れると
話してくれました。
一方、別の女の子は、お母さんとはよく口喧嘩するけど、お互いが言いたいことを言い合って、
スッキリすることもあるから、悪いことばかりじゃないよという話でした。
人によっては喧嘩も親子コミュニケーションの一部なんだと納得しました。
私は妻とのコミュニケーションについてお伝えします。
私は妻に対して感情的に怒鳴るのではなく、相手を完全に無視してしまいます。
2~3日と平気で口も聞きません。
自分の中では平常を装っているつもりでも、そのときは完全に理性を失っています。
自己嫌悪にまでならないまでも、冷静さを欠き、感情的になってしまったことにしばしば後悔します。
そんな時、私は自分に対して「どうしたいの?」と聞くようにしています。
妻を無視しているときは、ほぼ例外なく妻を責める気持ちがあり、思い通りにならない妻に腹を立てて
います。
私が本当に欲しいのは、妻を無視することではなく、妻への理解を示しながらも、冷静に自分の
気持ちを伝えるということです。
このように、大人の夫婦でも感情的にならずに会話が出来るまでには時間がかかります。
そう考えると、お子さんが親の気持ちを理解するまでには少し時間が必要なのでしょう。
お子さんの成長に合わせて、どんな親子関係を築いていきたいかを考えてみてはいかがですか。
先の中学生のようにお母さんとの喧嘩も悪くないと思ってくれるかもしれませんよ
もしも、お母さんが「今回のテストは良かったわね。」と無表情に子どもに語りかけていたら
どうでしょうか。
変ですよね。
ほめる時はやっぱり弾んだ声で「こんなことができるなんて、すごいわね!」とか、
「お母さんとっても助かった、ありがとう。またお願いね。」って笑顔いっぱいで言ったほうが
一層子どもは喜びます。
反対に叱るときも、例えば、急に道路へ飛び出そうとする子どもに「走ると危ないわよ。」と 冷静に言うより、「こら~っ!走っちゃダメ!」と怒鳴った方がずっと効果があります。 ということは、感情的な言葉や態度がいつもダメなわけではないみたいですね。
感情を抑えようとすることだけに気を取られずに、自分が子育ての中で大切にしたいこと、
子どもに伝えたいことを整理してみてはいかがですか。
重要なこととそうでもないことがはっきりすると、気持ちに余裕ができて、感情の切り替えも
スムーズになるかも知れません。