小6の母、ママ友が苦手です
授業参観や学校行事で、いつも一緒に行っているママ友がいます。でも、最近疲れてきました。 今小6ですので、来年、中学生になってもこのまま続くのかなぁ…と思うと憂鬱です。自然に離れられる方法はありますか?
自分の気持ちファーストでお付き合いしてみましょう
ママ友って…ママの友達ってことですよね。友達と名がつくのですから、やはり、気が合う人と付き合いたいものです。色々なしがらみがあると思います。でも、私たちには、子どものこと、両親のこと、地域のこと、仕事、その仕事場での人間関係…考えていかなければならないことが山ほどあります。なので、友達付き合いくらいは、あなたの気持ちファーストで考えて、ここはスパッと…とはいかないかな?すこーしずつ離れていってもよいと思いますよ。いきなり「もう一緒に行かない!」と切り出すのは、ご無理でしょうから、例えば、現在、前後にランチがもれなくついてくるのでしたら、「都合でそんなに時間がとれないから、お茶でもよい?」と、その次は「お茶の時間もなかなかとれなくて…」と、フェイドアウト的に関係を薄ーくしていかれてもよいかと思います。私事ですが、私は昔も今もママ友があまりいません(笑)。一緒にいて、お互いに、癒されたり、元気をもらえたりするそんな関係の友達が1人でもいれば、それで充分だからです。でもやはり子どもが小さい時は、ママ友のことで悩んだこともあります。悩んだ末に、この「自分の気持ちファーストで付き合える友達が一番!」という考えに到達しました! ご相談者さんが、笑顔でお子さんの行事に参加できますように!
罪悪感を持たずかわしていきましょう
気を遣う関係は疲れますね。自分とママ友の関係が悪くなると、子どもの友達関係にも影響があるかも…なんて考えると、なかなか自分の思うようにはふるまえないのかも知れません。でも、ママ友は所詮、子どもからつながった縁。そこが切れてもあなた自身の人間関係が切れるわけではありませんよね。私もママ友はいますが、中学生・小学生の二人の子どもの成長段階に応じ、それこそ段階的に付き合いが減っていき、今では全く会わなくなった人もいます。一方で自分の友人との時間がここ数年で増えてきて、自分自身の人間関係が豊かになってきました。かつて私も、「私のここでのふるまいがあまり良くないと、この後子どもの居心地が悪くなるかな…。」と、ママ友コミュニティのコミュニケーションで悩んだことがありました。しかし、子ども自身も小学校から中学校という多感な時期は、それぞれの友達との距離感が日々変わっていますので、私のママ友関係は子ども達には全く影響がなさそうです。 嘘も方便といいます。学校行事があるときにママ友との関係性に対して「疲れているな」「ちょっと嫌だな」と思った時は、「所用を済ませてから行くので別々に行きましょう」など、断ることにあまり罪悪感を持たずに上手にかわしていきましょう。
悩んだときが次へのステップへのチャンス!?
ママ友との今後の付き合いを憂慮されていらっしゃるご様子お察しいたします。 そんなときこそ、今までの付き合いを振り返り、子どもの成長とともに親のつき合いも変化や成長が必要かもしれませんね。まず、今までの付き合いで良かったこと、相手の良さをふり返ってみませんか?どんなことに気づくかを楽しみに自分に聞いてみてください。その気づきから、これからの自分にとっての理想の付き合いを考えてみてはいかがでしょう?中学生の子どもを持つ先輩ママたちの付き合いも参考にできるかもしれませんね。私の知人の例ですが、子どもが小学生や中学校の初め頃はよくメールでも連絡をとり合っていたそうです。それでも子どもの成長と共にメールにも距離を取りたくなったものの、そのママ友の良さも知っているからこそ、ずいぶん迷ったそうです。その時に自分の思いを他の人に聴いてもらったりすることで少し整理ができ、自分からメールすることを止めてみたとのこと。特に相手から催促メールが来るわけでもなく、わだかりもなく、娘たちは違う高校へ進学した今でも時にメールをし合ったりしているそうです。 今回のことが、ご自身とママ友のお付き合いの次のステップへの機会になるといいですね。
家族にバトンタッチ
ママ友のお付き合いは良い時もあるけれど、一度仲良くなると固定してしまって疲れますよね。小学校の時はそのままかもしれませんが、中学生になっても同様の付き合いが続くとは限りません。中学校になると子どもの部活の親と話す機会が増えますし、小学校より親同士の交流が少なくなる気がします。どうかあまり心配しすぎないでください。 でも残りの期間、このまま続くのも辛いですね。ママ友の付き合いに疲れたら、学校行事などをご主人にバトンタッチするのはどうでしょう?ご主人だけでなく、ご両親や義理のご両親に頼んでみるのもありです。夫婦で参加すれば、学校の話題がより一層家族で共有しあえるかもしれません。父親のみの参加や夫婦の参加なら、ママ友にごめんなさいも言いやすいのではないでしょうか?お子さんの小学校生活も残り1年、家族にとっても良い刺激や思い出になります。嫌になったら誰かに代わってもらえると思うだけでも気持ちが楽になりませんか? あと1年、楽しい小学校生活、そして中学校生活が過ごせますように!
「ママ友付き合い」でネット検索すると、①ママ友と心地良く付き合うためのポイント ②こんなママ友には要注意 ③上手にこなしている人の特徴 等々、いろいろ出てきます。それだけ悩んでいる人が多いということでしょう。ママ友付き合いは、同年齢の子どもを育てているという共通点から子育ての悩みや情報を共有できるなど心強い点もあるかもしれません。が、そもそも「子どもを介しての知り合い」という関係ですから、親は親、子どもは子どもと割り切って考えましょう。子どもが小さいうちは、遊ばせている最中におしゃべりするなど親同士が一緒にいる時間も長いかもしれませんが、子どもの成長に伴い親同士の付き合いも変化していきます。 「今はちょっと我慢して子ども優先でママ友のおしゃべりに付き合おう」、「そろそろ自分自身の時間をもっと大事にしよう」とか、ご自身のライフサイクルのその時々によって、何を優先したいか考えていかれてはいかがでしょう。疲れているということは、優先順位を変える時期。コーチたちが書いていることを参考になさって、ご自分なりの心地よいママ友付き合いができるといいですね。