3歳女児 食物アレルギーを理解してもらえない
食物アレルギーがあるのですが、夫の実家に帰省する時なかなか理解してもらえずに困っています。 最近では、神経質に育てている私の責任だともいわれ、帰省するのも気が重いです。
ご主人に相談し、2人でご両親に協力をお願いしてみましょう
お子さんに食物アレルギーがあるとのこと。毎日の食事に気を配り、時には負担に感じることもあるかと思います。 そんな状況に対して、義理のご両親からは理解されず、更には相談者さんの責任であるかのように言われるのはやりきれないですよね。 我が家の子どもには、幼児期を過ぎてから発症した花粉症が原因で、果物アレルギーがあります。 遊びに行った時、義理の両親から「果物アレルギーだなんて!そんなアレルギーがあるなんて知らなかった。」と驚かれ、いろいろ聞かれました。 可愛い孫のこととなると、親以上に心配と不安が先に来て、感情的な話し方になってしまうようです。 子どもはもう自分で自分の症状を話すことができる年齢だったので、直接祖父母にそれを話し、その後夫と私で補足の説明をしました。 食べたくても食べられる物や量に制限があるので、一番辛いのは本人です。 それを支える為には主治医のアドバイスに従うことと、何より家族の協力が必要です。 おひとりで悩みを抱え込まず、先ずはご主人に困っていることを相談してみてください。 お2人で義理のご両親にお子さんがどの食べ物に対してアレルギーがあるのか、これさえ気をつければ大丈夫という事実を伝え、 孫のためにどういう協力が必要なのかをお願いしてはいかがでしょうか。 お2人で相談して、どのような話し方をすれば一番ご両親が安心するか、そして協力してもらえるか作戦を練ってみてください。
義母さんと一緒に調べてみませんか
娘さんに食物アレルギーがあると分かってから、色々気を配られてきたかと思います。頑張ってきたのに理解してもらえないのは、悲しいですね。 とはいえ、帰省した際には、お互い気持ちよく楽しく過ごしたいものです。 義母さんは、どんな気持ちなのでしょう。お孫さんに食物アレルギーのある方から、こんな言葉を聞いた事があります。 「作ってあげたい料理を食べさせてあげられない。」「かわいそう。」「苦労するのでは?」 「よく使う食材が使えなくて、メニューを考えるのが大変だし、買い物の時もそれが入ってないか気を使う。」 食べさせてあげられない事が残念、食べられない事がかわいそう、作り慣れていない制約のある調理に負担を感じる…様々な気持ちがあるようです。 でも、それは孫の事をかわいいという気持ちからです。 まずは、その気持ちに感謝の言葉を伝え、帰省した際、義母さんと一緒にレシピを調べてみてはどうでしょうか。 除去してもこんなものが作れるという発見があったり、違う食材で栄養を摂れるレシピもあったり、楽しく前向きに調べる事ができると思います。 娘さんも一緒にレシピを選ぶとより楽しみながら調理できそうです。 また、調べながら、食物アレルギーに関する情報を目にする可能性もあります。 その中で正確な情報を知る事で、義母さんも安心できるかもしれません。 娘さんの喜ぶ顔は、家族の心の栄養。心も身体も喜ぶ、楽しいひと時を過ごせたらいいですね。
専門的な情報を利用してみては
アレルギーの対応は神経を使うし大変ですよね。保育園にも数人いますが、私たち保育者もかなり繊細な対応をしています。 ただ、家庭の考え方は様々です。相談者さんのように丁寧に対応してくださると安心します。 夫の実家で理解してもらえない、との事。まずは、病院からの診断書を見せてみてはいかがでしょうか? 診断を受けているなら数値化されたものや、除去指導が書面でもらえます。 客観的指標となる数値や専門家である医師からの指導だと伝える方が、親の責任ではないと納得してもらいやすいかと。 それでも理解してもらえなかったら、“理解してもらう”のを、思い切って“あきらめる”(笑)色々言われたら、「そうですよね~」と軽く受け流す・・ すぐには難しいかもしれませんが。アレルギーは一生付き合っていかなければならないものです。 これから、親戚だけでなく知人にも色々言う人もいるかもしれません。その度に悩みますか? アレルギーは、今は親が対応していても、そのうち子ども自身でやらなければならないことでもあります。 命に関わる事もありますから、状態を正しく理解する。そして、周囲には説明をし、過度な期待をしない。 期待しなければ、不安になったりする事も少しは軽減されるかなと思います。 アレルギーとも周囲とも、良い関係が作られるといいですね。
今の気持ちを素直に伝えてみる
3歳のお嬢さん、食物アレルギーがあると色々な面で気遣いをしなくてはならず大変ですね。 ましてや身内であるご家族から理解してもらえないのは、何よりお辛いですね。 私も息子達が子供の頃小児喘息を患い、たまに発作が出て吸入などしていると、実母から私が神経質だからそうなったんだとか、 部屋の掃除が行き届かないから発作がおこる等言われ本気で悲しくなった事を思い出しました。 小児喘息も今となれば聞き慣れた病名ですし周りに何人か経験のある方が多いですが実母の時代には周りにかかっている人は少なく、 自分の子が経験してないと稀な病気だと思ったのかもしれません。 「何々アレルギー」や「何々症候群」など昔は分からなかった病気に病名がつき治療法も見つかって安心出来るようになりました。 しかしその反面心ない偏見も多くなってきたような気もします。 また現代と昔とでは生活環境が違ってきているのも事実です。 きっと親御さん達にも昔は無かった病気や病名に実際に罹っていたり投薬を受けていたり心当たりがあるのではないでしょうか。 私の母も、今では季節毎の花粉症で薬漬けです。 そんな話しを交えながらご主人にも協力してもらい、今の気持ちやお嬢さんの状況を素直に話してみるのはどうでしょうか。
義父母さんからの心無い言葉は、孫可愛さと心配からとわかっていても辛いですね。 あなたは、お嬢さんの為に一生懸命頑張っています。そこは、しっかり自分で認めて顔を上げていきましょう。 落ち込むことはありません。一度、ご主人も一緒に義父母さんとじっくりお話できるといいですね。 あなたの気持ちとお嬢さんのアレルギーの状態を伝えることができたらだいぶ気持ちも楽になるのではないでしょうか? ご家族一緒にお嬢さんを見守ることができたらいいですね。