サンタさんってほんとうにいるの?と聞かれたら
6歳の女の子です。先日、今年もサンタさんが来るとイイね!と声をかけたら「サンタってほんとうにいるの?パパとママなんじゃないの?」と言われ戸惑ってしまいました。 どうやら、年上兄弟のいるお友達に「サンタさんなんていない。」と言われた様子。 このような時、他の方は皆さんどんな対応をされているのか知りたいです。
【微妙に認める】
息子が5歳の頃、幼稚園のサンタさんが園バスの運転手さんだったため、おかしいなと思ったようです。 「本当のサンタさんはどうやってプレゼントくれるの?」と訊ねられました。 それで、以下のように答えました。「最初のサンタさんは、ニコラウスという、ものすごく強いおじさんで、子どもたちを守っていた。 その人が亡くなった後、ニコラウスの仕事に賛同した、つまり、そういうのって素敵だねって言う人たちが、サンタさんの仕事を引き継いだ。 ある時期から、魔法を使って贈り物を送るという仕事が加わって、今のサンタさんの形になった。昔は、夜の間にヨーロッパ中の子どもにプレゼントを配っていた。 ただ、最近はヨーロッパだけじゃなくて世界中から呼ばれるし、家にも鍵がかかっていたりするので、昔の方法では配れなくなった。 だからまた、サンタさんに賛同した人たち、つまり私たち親や、幼稚園の先生たちが協力して運営している。 クリスマスの夜までにプレゼントを受け取って、クリスマスの夜、サンタさんが通る時間に、子どもの枕元に置く。 サンタさんが通る時間は、毎年衛星で追跡していて、リアルタイムで確認できるので、サンタさんが日本の上空にきたら、プレゼントを置く。 それが大体12時頃。だからそれまでに寝てください」といってNORADの追跡サイトを見せたら、納得して寝てくれました。
【いる・いない、どっちがいい?】
わー、6歳で、きましたか。種明しするには、まだ早いですよね。 私も大昔・・・ちょうど同じ歳の頃、お友達から「ほんとはおうちの人だよ。 うちはおばあちゃんがくれてた。」とバラされました。そんな気もしていたけれど、もう少し信じていたかった。 淡い気持ちが木っ端みじん。親に確認したかどうかは覚えていません。相談者さんご自身はどうでしたか。 周りのパパにも、バレたらどうするか聞いてみました。「そうだよ、パパだよ。 これからはパパがプレゼントするね。」と答えるとか、信じている子はプレゼントがもらえる(信じることが大事)という絵本を読み、備えているお宅もありました。 まだバレていないお宅は、くれぐれも不意の家宅捜索や誘導尋問などにご注意ください。長く信じ続けるには、やはり初期設定が大切です。 両家の爺婆、父、母からとプレゼントが複数になる場合、全部サンタさんからにするか、一つだけにするか。 後々のほころびとなりませんように。 うちは、意思統一が計れず4つ。うっかり全てサンタさんからにしてしまいました。 子どもの年齢が上がるにつれ、向かいに住む婆セレクトが靴や上履きとだいぶ実用的になり、「なんで靴のサイズがわかるんだろう」と。いつかはやってくるその日。 私は「いるよ。」と答えます。「いる」と考える方が断然楽しいし、自分のことを見守ってくれる「誰か」の存在は、オトナになっても大きな力になります。 そう、毎日こんなに良い子にしているのにママにプレゼントがないのはおかしい!そのうち順番が回って来るはず!!ママには今年も来なかったね。 とお約束の会話を続けます。 楽しいX’masを~☆
【人生のお楽しみ袋】
こう言われる日がいつ来るのだろうかと、子供が5歳くらいの頃からクリスマスになると、ドキドキしていました。 うちの場合思ったより遅く、その質問がやってきたのは、小学校低学年のころでした。 咄嗟に私の口から出てきたのが、「実はママも直接会ったことないから、分からないねん」でした。 それ以前にも、プレゼントの包装紙に貼ってあるシールを指差してデパートのシールが貼ってある!と無邪気に言われた時には、突然過ぎて思わず 「サンタさんもデパートで買うことあるんやね…」と答えたところ、意外にも突っ込まれず会話は流れていったことを思い出しました。 それからはプレゼントを包み直していたのですが、そこに落とし穴が…余った包装紙を押入れにしまい込んでいたところ、ひょんなタイミングで子どもが見つけ、これってサンタさんの・・・あれ??っと ・・・万事休す!と思いましたが、小学生になっていた子どもは、首を少し傾げそれ以上何も言わず、私もあえて弁解などせず知らんぷり・・・ 我が家では、サンタさんは配達に忙しく、急いでいるのでプレゼントはいつも玄関に届きます。 中学生になった今でも25日の朝には何気に布団から玄関へ直行し、確認している様子。 プレゼントはいつまで届くのでしょうかね〜何となくつまびらかになってはいない、「?」の気持ちを抱えて生きているのも人生のお楽しみなのかも。
【サンタさんの働き方改革】
今まで盲目的に信じていたサンタさんを疑う。自立の一歩でもありますが、6才とはなかなか早い時期ですね♪親としては嬉しいような寂しいような、お気持ちお察しいたします。
我が家の子ども達も小学生。サンタさんを疑う年齢になってきました。
でも信じているふりをしないとプレゼントがもらえないと打算的な高学年と異なり、低学年は本当のことを知りたがりますよね。
息子が疑いはじめた7~8才の頃は、ノーラット追跡システムを見せ、『今はここにサンタさんがいるね。サンタさんが来る前に寝ていないと、プレゼントがもらえないかもなぁ。』と急かしてベッドへ送りました。
今年その年齢になる娘、やはりサンタさんの存在そして動向が気になるらしいです。そこで、
・サンタクロースは実在してるけど、お父さんお母さんのいない子供達に優先的に配られます。
・両親がいる場合はサンタさんから業務委託を受けて代わりにプレゼントを渡しています。
・12/24ノーラットで追跡しているのは本物のサンタさん。もちろん日本にも来るけど、両親がいない子供達には本物のサンタさんから直接もらえるんだよ。
と説明する予定です。これなら、現代の子ども達も納得かしら。だって、世界中の子ども達に配るのはかなりのハードワークですよ。そのままだったら、間違いなくブラック企業です。
サンタさん、働き方改革中。
【サンタさんの写真を見せる】
我が家では、息子が小学2年生の頃、「ねぇねぇ、友達から聞いたんだけど、サンタさんってお父さんとお母さんなんでしょ?」と聞いてきて、「ついにきた!」と思いました。 その時私は、ネットで検索したフィンランドの公認サンタさんの写真を見せて、「サンタさんは本当にいるんだよ。ね、ほら。手紙だって、書いて送ったらお返事がもらえるんだよ。 だけど、遠いフィンランドの国から、世界中のたくさんの子ども達みんなにプレゼントを持って行くのは難しいから、お父さんとお母さんは、サンタさんから頼まれて、子ども達にプレゼントを渡しているんよ。」 と話しました。息子は、画像を見せたことで、「そうなんだ!?」と半信半疑ながら、5年生になった今でもそういうことにしてくれています。 5歳娘は、まだサンタさんを信じて、お手紙を書いている年頃なので、彼女が聞いてきたら、息子と同じように話そうかな。 ハートフルコーチのメンバーのアイデアも参考にさせてもらおうと思います♪ 私自身は、子どもの喜ぶ顔を思い浮かべながらプレゼントを用意しておられるみなさんは、本当にサンタさんだと思っています。楽しいひと時となりますように☆
サンタさんにまつわる話は、子育て中の楽しいエピソードとして一人一人心に残る思い出になっているようです。 親と子の数だけ異なるエピソードがありそうですね。 大人は納得できる説明を周到に準備していたり、行き当たりばったりで凌いだり、そして子どもサイドも受取る年齢やタイプ、その時の状況などで反応は様々です。 うちの子にはこれがいいかな?って、ヒントを見つけていただければ嬉しいです。子育てをしていると、サンタさんのこと以外にも日々「迷いや悩み」の連続です。 子どものことを考え、迷って悩んでいること自体が子どもを愛しているということです。たくさん迷って、考えて、そのあふれる愛情を伝えてあげて下さいね。