3月生まれで小さくてマイペースな息子です
年少組3才の男の子の母です。3月生まれで小さくてマイペースな息子です。
幼稚園に行くのを嫌がるわけではなく、楽しいと言いながら通っているのですが、初めての参観日で私はショックを受けました。
みんなで歌を歌うという場面でも息子だけボーっとして歌っていなかったり、歌に合わせてお遊戯するのもうちの子は何もしない!
とにかく何もしなかったんです。
早生まれだから仕方ないとか、今日はたまたまやりたくなかったんだとか、自分に言い聞かせましたが、2回目の参観日も
フルーツバスケットが始まっても息子だけ輪からはずれて他の所に行ってしまいました。
最後は先生にだっこされ、何もしないまま終了。
先生にお聞きすると、普段はちゃんとお友だちとも遊ぶし、大丈夫ですよと言われましたが、集団行動ができないのか、
どうしてみんなと楽しく遊ばないのかと不安になりました。このまま放っておいても大丈夫なのでしょうか。
家で何か私が気を付けなければいけないこととかあるのでしょうか 。
その子なりの成長を見守れば大丈夫
うちの息子も早生まれでマイペース、幼稚園での様子に気を揉む気持ちとてもよくわかります。
上の子は活発な5月生まれ。全く違う下の子の初めての参観日に私も呆然としました。
あまりに何もしないから、主人などビデオ撮影をやめてしまったくらいです。
息子は自分のペースはくずさないし、まわりも気になりません。
その時気が向かなければやらないし、なんでも遅い。
それはわかっていたものの、他の子が楽しそうに歌ったり踊ったりしているのを見ると、何でうちの子は・・と心配しました。
でも、彼なりに成長していて、年末のお遊戯会ではセンターで踊る息子に目を見張り、年中では何人か仲良しができ、
年長になると驚くほど成長し参観日にも張り切ってみんなと楽しむ姿を見られました。できるようになったことがいっぱいでした。
まだまだ早生まれの年少さんです。どうぞ、今の姿を目に焼き付けて、どう成長するかを楽しみにしてあげてください。
後になって主人と、何にも やらない姿を撮っておけばよかったねと笑いました。
もし、何か心がけることがあるとすれば、お子さんを問題のある子として扱わないことだと、私は思います。
その子によって成長の時期もスピードもいろいろですから。
心配し過ぎないで
幼稚園の参観日や発表会は、わが子の様子を見ることが出来るとっても楽しみな時間ですよね。
わが子が年少さんの時の発表会の出し物は「おおきなかぶ」でした。
先生と一緒に、カブを一生懸命引っ張っている子もいれば、あっちにウロウロ、こっちにウロウロ、会場に手を振って
大受けしている子がいたり、先生の足にしがみついて離れない子もいましたよ。
でも、会場全体に、どの子もオッケー!楽し
くやろうよ!といった雰囲気が感じられて、とても微笑ましい時間でした。
息子が年中の時の参観日には、インタビューでマイクをむけられましたが、何も言わないで、ただ鼻息だけを返すという荒業に出ました
(後で聞いたらとっても恥ずかしかったからだそうです)。
発表会や、参観日は、親やたくさんの人が来園しているため、普段の園生活とは雰囲気がかなり違っていると思います。
感受性の強い子ほど、普段通りにはいかなくなってしまうのではないでしょうか。
相談者さんのお子さんは、普段は楽しいと言いながら通っているという事ですし、先生も大丈夫と言ってくださっているので、
まずはお母さんが心配し過ぎないことが大事かなと思います
観察していたみたいです
うちの息子も質問者さんのお子さんと同じで、3月生まれのマイペース。
参観日は、歌も歌わず、立っているだけで本当に何もしませんでした。
幼稚園でちゃんとやっているのかな?お友達と会話ができているのかな?と心配していたものです。
息子が小学生になってからですが、幼稚園の参観日は何もしていなかったよね〜なんて話をしていると、本人から衝撃の事実が。
彼は、「あそこにいるのが○○ちゃんのお母さんなんだな」とか、「あのお母さんのバッグについている物は何だろう」とか、
「○○君ママのネックレスはきれいだな〜」など、お母さん達を見るのに忙しかったんだそうです。
参観日というのは、親が子どもの様子を見に行く日だと思っていましたが、どうやらうちの子にとっては、
親の様子を観察する日だったみたいです。
好奇心旺盛な子なので、普段と違う参観日の幼稚園は、観察することがたくさんあって、彼の頭の中は本当に大忙しで、
歌っている場合ではなかったんだろうなと納得してしまいました
気質もいろいろ
初めてのわくわく参観日。
“なんでうちの子は皆と同じようにやらないの~?!”と、同年代のお友達とついつい比べて、不安になってしまう気持ち、
よく分かります。
一人として同じ人間はいないように、子どもの気質によっては皆と同じように「出来ない」のではなく、「やらない子」もいます。
うちの子は、目立つことがイヤなタイプです。ほかのお友だちに紛れて同じことをしているなら、人前でもあまり抵抗はないようですが、
一人で何かをするのは嫌がります。
ですから、周りのお友だちと違う行動をとることの方が“すご~い!”という感覚なのかもしれません。
私は、子どもが小学校に入学して以来、参観日で手を挙げるわが子の姿を目にした記憶はありません。
順番に発表したり先生に当てられることがあれば発言はするのですが 、自ら挙手をして発言はしないのです。
親としては少しもの足りない気持ちの時もありますが、“挙げない”のがうちの子の気質なんだな~と受けとめています
親の「こうあるべき姿」を取り払ってみる
親が期待するこどもの姿と違う時、不安になるお気持ちよくわかります。
我が家の長男は、小学校高学年の今でも、音楽会の時など、明らかにまわりのこども達とは違い、音楽にあわせて体を揺らしたり
大きな口を開けては歌いません。
低学年の頃は、まわりと同じにしないこと、親の期待とは違う息子の姿に不安になることもありました。
今、考えると、まわりのこども達と同じように音楽にあわせて体を揺らすべき、まわりのこども達と同じように大きな口を開けて
歌うべきという、親の私が思う「あるべき姿」と、実際の息子の姿との違いに心配になっていたのだと思います。
一方、長男はチームスポーツのクラブ活動では自分の役割をきちんと果たし、仲間とも協調して練習に取り組んでいます。
そんな息子の姿を見て、自分が自ら選んだ場所では意欲的に取り組めるなら、それでいいんじゃないかと気付かされました。
親の私が勝手に作り上げる 「こうあるべき姿」を取りはらって見てみると、その場その場で彼なりにがんばっている息子を
肯定できるようになりました。
一度、ご自身の「べき」を取りはらって息子さんを見てみたら、また新たな息子さんの一面が見えてくるかもしれませんね!
先生とゆっくり話してみました
参観日、うちの子も何もしませんでした。
早生まれだからとは思いつつも、集団行動ができないのか、発達に遅れがあるのかと心配しました。
思い切って担任の先生に時間をとってもらい相談してみると、先生は、息子の制作物などを見せながら、
「こういう細かいところは少し手伝いましたが、ここは一人でできました。」とか、
「こんな遊びの時は目をキラキラさせて参加しています」とか、「お友達とこんな会話をしていました」など、
園での息子の様子を本当に詳しく教えてくださいました。それは、私が知らなかった息子の姿でもありました。
そして、「○○君のペースでしっかり成長していると思います。
お家での様子もいろいろ教えてください。一緒に○○君の成長を見ていきましょう」とも。
時間をとっていただいてゆっくり話をしたことで、信頼関係も協力体制も築く事ができ、この園で、この先生で良かった。
と思えたことで、私の心も随分軽くなった気がします。
それからは、ほんの些細な事でも、連絡帳などで先生と連絡を取り合いました。
先生は今でもずっと気にしていてくださり、スーパーなどで会う度に、中学生になった息子の話で盛り上がっています。
授業参観に来ている大人たちが気になってしょうがない子、環境の変化にとても敏感な子、恥ずかしがり屋さんなど、本当に様々です。
お子さんはどんなタイプですか?
普段からお子さんの様子を観察し、幼稚園の先生とも良いコミュニケーションをとりながら、
おおらかにお子さんの成長を見守ってあげてはいかがでしょうか。