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乳幼児期学童期思春期凸凹っ子

とにかく寝ない子なので疲れてしまっています

6ヶ月の男の子がいます。とにかく寝ないのです。 お昼寝も1時間かけて寝かしつけても20分で起きてしまいます。 夜もなかなか寝なくて、寝かしつけに1時間も2時間もかかります。 抱いていないと寝ないので、昼寝も夜も何時間も抱っこしています。

体調や授乳のタイミング、部屋の環境など工夫しているつもりなのですが、あまり変わりません。 自分のことも、家事もろくにできなくて家の中はぐちゃぐちゃで、自分が嫌になります。

他の子はお昼寝もよくして、夜も早く寝て、部屋もきれい、お母さんもおしゃれもしていて、どうしてこんなに違うのだろうと 涙がでてきます。

どうしたら、もっと寝てくれるのでしょうか。

私は子どもの眠い様子を観察してみました

うちの子も抱いていないと寝ないし、すぐに起きていました。部屋もぐちゃぐちゃで。 本当に寝不足でした。疲れますよね。途方にくれて何度も泣きました。

5ヶ月の頃、お昼寝の寝かしつけに2時間かけて15分で起きる日が続いて、嫌になってしまいました。試しに、散歩したり、 絵本を見せたりして、いよいよ眠い様子になってから寝かしつけてみることにしました。 最初は抱っこの時間がすごく減ったわけではなかったです。 そのうちに、座れるようになり、おもちゃで遊べる時間もできてきたので、眠い様子になってから寝かしつけることを続けてみました。 すると、何時間も抱っこする日が少しずつ減っていきました。 相変わらず、すぐ起きる日は多かったのですが、気分的に楽になりました。 今思えば、昼寝については時間で寝かしつけをはじめるのではなく、子どもの様子を観察して寝かしつけるようにしたのだと思います。 夜も時間をある程度決めていましたが、同様の工夫をしたように記憶しています。

もう一つお伝えしたいことは、私がこの時期を乗り切れたのは、辛い気持ちを言える場所を作れたのも大きかったということです。 2ヶ月の時引っ越して、主人以外に大人との会話がなく、孤独でした。赤ちゃん連れのお母さんを見つけると駆け寄って、 顔見知りになりました。 私の悩みを話すと、同じように悩みや不安を話してくれる方も多かったのです。 しんどいのは自分だけじゃないと思えたり、話すだけで楽になる効果もありました。 そうなると、「よーし、望むなら、今はとことん抱っこしてあげよう」という気持ちの余裕も持てたように思います。 友だちでも、近所のおばちゃんでも、公共のサポーターでも、ネットでも、辛いよ~って言えたら、少し楽になるかもしれませんね。

続けて寝られることも成長なのですね。個人差が大きい時期です。

頑張っていらっしゃいますね。 一生懸命子育てしていらっしゃる様子が目に浮かびます。寝てくれないと本当に大変なのですよね。

うちの子は寝たと思ってベッドに置くと「ギャー!」背中にセンサーがついているのかと思うくらいでした。 なので、ずっとスリングかおんぶ。肩はこるし、トイレに行くのも一苦労。

夜だって、私が苦労しているのに夫は隣で大イビキ。 その姿を見ると腹が立つので、別室で寝てもらっていました。 新聞屋さんのバイクの音を聞きながら、よちよち歩きの息子と夜明け前のお散歩が続いた時期もありました。 引っ越したばかりで友達もなく、実家も遠くて頼れず、その頃は本当につらい毎日でした。

でも、そんな寝ない子でも、ある時寝てくれるようになったのです。 特に何をしたわけでもないのですが、続けて寝てくれたなと思える日がでてきた頃からは、そのまま自然に乗り越えた感じがしました。 これが成長なのかなぁと思いました。本当に個人差が大きいと、過ぎてみて実感しています。

朝焼けをバックに撮った写真も今ではいい思い出。私は泣き顔も、ぐちゃぐちゃの部屋で遊ぶ姿も写真に撮っておきました。 小学生になった息子は赤ちゃんの頃の話を聞くのが大好き。 苦労した分、話のネタには事欠かず、アルバムを眺めながらの子どもとの素敵な時間を演出してくれています。

私は生活リズムを作る工夫をしてみました。

私の息子も同じように、昼も夜もなかなか寝てくれず、ずーっと抱っこをしていました。 今、振り返ってみると、一日の生活リズムをある程度規則的にしてみてから、少しずつ寝かしつけが楽になった記憶があります。

6ヶ月の時、授乳のリズムが整ってきたので、散歩をお昼ご飯の前に1時間ほど取り入れるようにしてみました。 お座りができ始めたので、ベビーカーの散歩も、きょろきょろ周りを見て外の景色を楽しめるようになってきていました。 「お昼ご飯の前にお散歩」ということが一つのリズムになったのか、その後、寝かしつけの抱っこの時間がだんだん短くなったのです。 8ヶ月頃には抱っこせずに添い寝で寝てくれるようになり、寝かしつけの大変さが軽くなりました。

とはいえ、赤ちゃんですから、いつも一定のリズムで過ごせるなんてことはないですよね。 私の場合、寝かしつけが楽になると今度は、「これくらいの時間になると寝てくれるな」が、「この時間には寝るべきだ」のように なってしまっていました。 そして、「一定のリズムというべき」に縛られて、時間とおりに寝てくれないと気持ちの負担になる、といったことが一時期ありました。 その時は、「人間、ましてや赤ちゃん相手なのだから、時間通りに寝なくても当たり前」と考えるようにしてから、すっと楽になりました。

気持ちの負担が無い程度に、生活リズムを少しずつ作る工夫を考えてみてはどうかなと思います。 今は、とても大変な時期だと思いますが、いずれリズムができてくることと思います。

SOSを遠慮なく。

色々頑張っているのに寝ない赤ちゃん。 まさに私の友人の子がそうでした。 疲れ切っている友人に会っても、役に立つことも言えず、「大変だよね、体は大丈夫?ちょっと抱っこしているよ。」としか 言えませんでした。 でも、友人は「誰かに抱っこしてもらうと、ほっとするぅ。」と言って喜んでくれていました。

私の友人と同じような状況だとしたら、どうしたらもっと寝てくれるのかという質問には、残念ながら、明日から上手くいく画期的な 方法を思いつきません。 今は子どもの成長を待つしか方法がないのかしれません。でも、待つことって大変です。

大変なのだから、友人・ご主人・ご家族など安心して話せる人に「大変なの~」と、どんどん話していいと思います。 赤ちゃんがもっと寝るようにはできないけど、手助けならできるかもしれないと思います。子育て支援の相談やサービスなどを 使うのも一つの方法だと思います。 私の友人は公共の預かりの仕組みを使って、休養をとっていました。どんな支援があるのか知っておくとよいかもしれません。 いざとなったら使おうと思えるものがあるだけで気が楽になったりしますから。

思い切って、やりたいことをやってみる!ママのゆとりも大事です。

一生懸命にお子さんと関わっていらっしゃるのですね。自分や家のことが後回しになって、嫌になってしまう気持ち、とてもわかります! うまくいっている人と自分を比べてしまうと更に落ち込むんですよね。それもわかります。

私は子育てに追われていた頃、今は子どもが一番大切。でも、自分のことも大切にしたい! あ?、時間がない!できない!疲れた?!嫌だ?!!と、よくパンクしていました。そんな時、私は、深呼吸して、ほんの少しだけでも 自分のやりたいことをやってみて、自分の心を満たすことをしていました。 ちょっとした隙間時間を利用して。そうすることで少し楽になって、ゆとりを持って子どもと関われていたような気がしています。

もし自由な時間が手に入ったらやってみたいことは何ですか? ぐっすり眠りたい、ゆっくりお風呂に入りたい、部屋を片付けたい、美容院に行きたい、本を読みたい、友達とおしゃべりしたい、 勉強したい、etc. たくさんありそうですね。全部を一度に手に入れるのは難しいし、今時間をつくることはすごく大変だと思うのですが、 あえて。何か一つ、一部でも、できそうなことから始めてみませんか? ほんの少しでも自分のやりたいことができると、気持ちが楽になると思うのです。

どうしたら実現できるでしょう?助けを借りられる人はいますか?ご自身の時間のやりくりで工夫できることはありそうですか? まずは、それを考える時間、とってみませんか?

試行錯誤と成長を待つ根気が必要かも。疲れたらSOSも忘れないで。

寝つきが悪い、眠りが浅いということの理由は環境や成長の段階、元々感覚が敏感など、様々な要因が考えられます。 お子さんをよく観察して、色々な方法を試してみる必要がありそうです。同時に、お子さんの成長を待つことも必要かもしれません。

それは、赤ちゃんは一足飛びに成長をしないので「いつ終わる」ともお答えできないのですが、いずれ続けて寝られるようになる日を 待つということです。本当に、本当に、子育てには根気が必要ですね。

成長途中の赤ちゃんの要求に付き合うことは大変です。 体力的にも精神的にも追い詰められてしまう場合もあります。 ご自身の体や心の健康状態はいかがですか? 疲れたと思った時は、周りの手助けを得て、ご自身の健康状態を保つことも遠慮なく考えましょう。 子育てにおいて、お母さんの健康状態が良いことはとても重要です。