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6歳男児キス魔に困っています

子どもが可愛くて、小さい頃からほっぺや口の近くにもスキンシップでキスをしていました。 今では私からの回数は減りましたが、それと反比例して子どもからのキスの回数が増え、口にしてくることもあります。息子の愛情表現であることは分かっていますが、来年小学生なので息子を傷付けずに親へのキスをやめてほしいと思っています。 どう伝えたら良いでしょうか?

愛情表現を一緒に考えてみては?

子どものまっすぐな愛情表現はうれしいものの、今後のことを考えると成長に合わせた表現方法を身につけてほしい…という親心、私も経験したことがあるのでわかります。「世界中の挨拶」で検索してみると、握手やハグ、チークキスなど、さまざまなあいさつが紹介されている記事が出てきます。変化のきっかけとして、このような記事や動画などを親子で見てみるのはいかがでしょうか。 「世界では、こういう挨拶をしているんだね。今日は握手してみる?それともグータッチ?」と試したり、 自分たちだけの表現を考えてみたりするのも楽しそうです。 「変わらず愛されている」とお子さんが感じられるよう、キスの代わりに、たくさんハグをしたり、「大好きだよ」と言葉で伝えたりしながら、親子で新しいスキンシップの方法を見つけていけるといいですね。

あまり気にしなくてもいいのでは

お母さんとお子さんはキスという表現で、「大好きだよ」とお互いに愛情の確認をされているのですね。わが家の息子はあまりスキンシップを好みませんでしたが、学校から帰ると毎日必ず無言で私の膝に3秒ほど座ってから動き始めました。私は彼の重さと温かさを感じながら、「充電中。今日も頑張ってきたのだな。」と思っていました。それをしなくなったのは彼が高1の頃。「あ、もう充電しなくても大丈夫なんだ。」と成長を感じたのを思い出します。お子さんはまだ6歳。小学校入学など、これから様々な体験をしていくと思います。そこには期待や喜びもあれば不安や我慢が必要なこともあるはずです。そんな時ママにキスをして、喜びを伝えたり安心を求めて気持ちが満たされるなら。 今はそれをドーンと受け止めてあげて欲しいなと私は思います。多分、わが息子のように高1までは続かないと思いますので。

別の表現で伝えてみよう

愛情いっぱいで育ててこられたんですね!私も息子が可愛くていっぱいハグしてきました。 息子もハグが大好きで人前でも気にせずに抱きつく子でした。 でも、息子の成長と共に私の方が恥ずかしくなってきて、息子からのハグは人前でも受け入れつつ、私からのスキンシップは「かわいいね〜!」と言いながら頭を思いきり撫でる方法に自然と変わっていきました。 すると、息子も愛情が欲しくなると「頭なでて〜」と甘えてくるように。息子自身も成長と共にハグへの恥ずかしさがでてきたみたいです。親御さんからのキスの回数が減るだけだと、お子さんは不安になるかもしれませんね。愛情が伝わる言葉や別の方法で気持ちを伝えていくのはどうでしょうか。あえてキスを辞めるように言う必要はないかもしれませんよ。お子さんの健やかな成長をお祈りします。

やんわりと説明してみては

6歳の息子さんからの愛情表現、文を読んでいるだけでキスしている光景が浮かび、心があったかくなりました。 私にも2歳半の男の子の孫が居ます。どこかぶつけたりして「痛い!」とつぶやくと真っ先に来てその部分にキスをしてくれます。 本当にかわいくて嬉しいのですが、箇所によってはお互い不衛生な事もあり「大丈夫だよ〜、ありがとう」って断ることもよくあります。相談者さんのお子さんは6歳なので、絵本などを使ってお口の中や唾液に含まれている、ばい菌のお話しなどを取り入れながらやんわりと優しく説明してあげるのはどうでしょうか?これをキッカケに歯磨きの大切さなども教えることが出来るかもしれないです!こんな可愛い愛情表現も時がくれば少なくなります。今は無理矢理辞めさせる事は避け、ゆっくりと息子さんのペースに合わせて取り組んでみる事をお勧めします。

「大好き!」の伝え方

息子さんにとってもキスは最大限に「大好き!」を伝える手段の様子。回数が増えたのはさみしく思っているのかもしれません。 子どもの気質にもよりますが、その子が求めているスキンシップと私たち親が思っているものが違うことはよくあります。息子さんは言葉も分かる年齢だと思うので、「大好き!」と伝える方法を出し合って、お互いにとってどんなコミュニケーションがうれしいか、話してみるのはいかがでしょうか? 今はやりのAIを使って聞いてもよいかもしれませんね。息子さんがうれしい「大好き!」の伝え方が見つかりますように。

Point

私たち親が子どもを愛するように、子どもも親への愛情を伝えたいと毎日思ってくれています。キスもそのひとつの手段です。 ハートフルコーチ達も述べていますが、無理にやめさせるのではなく、他の表現を学ぶ機会ととらえて、親子共に嬉しくなる愛情表現を探してみるのもひとつの方法です。
ハートフルコミュニケーションでは、生まれ持った気質を学べる エニアグラム講座もあります。 まずはご自分の気質を知って、お子さんの気質を理解すれば、さらに良好な関係を築くことが出来ると思います。