1歳男児 チャイルドシートを嫌がります
歩き出すようになってから、車のチャイルドシートを嫌がるようになりました。 バスや自転車で移動する時もありますが、週に1、2回は車を使います。 その際にチャイルドシートに乗せるのが毎回大変で困っています。何かいいアイデアはありませんか?
「ここだけ」の特別感をアピールしてみては
「チャイルドシートに座ってくれない」という悩みの声、よく聞きます。私の娘も、赤ちゃんの頃は座るのを嫌がって大変だったのを思い出しました。お子さんの場合、「歩き出すようになってから」とのことなので、自分で思うように動けないのが嫌なのでしょうか。わが家では、チャイルドシートにつけられるおもちゃを用意したり、車の中専用のおもちゃをいくつか置いたりしていましたね。「ここでしか遊べない」というささやかな特別感で、娘も割と集中して遊んでいましたよ。 あとは、長時間は控えた方がいいと思いますが、スマホやタブレットなどを座席前に固定して、1回30分くらいを目安に子ども用動画を見せたり、お気に入りの曲を流したりもしていました。また、お気に入りのぬいぐるみを一緒に車に乗せて、娘の隣にシートベルトをつけて座らせると、喜んでいましたね。保育園や幼稚園に行く頃には、嫌がることもなくなってくると思いますので、いろいろ試してみてはいかがでしょうか。
シートベルトで変~身!
お子さんにはお気に入りのキャラクターがいますか?わが家の息子は戦闘ヒーローが好きだったので、私はよくシートベルトを変身アイテムに見立てていました。まず、車に乗る前から「誰に変身する?」とニコニコしながら尋ねます。そしてシートベルトをカシャカシャっと締めると、彼はヒーローに変身していきました。車の中でも一緒にテーマソングを歌って気分を盛り上げます。その時大事なのはワクワクするような言葉がけと雰囲気作りです。少々テンション高めですが(笑)、お子さんと相談者さんに合うようにアレンジしていろいろ試してみてください。1歳だとまだ言葉でのコミュニケーションは取りづらいと思います。でも、普段の様子からお子さんのお気に入りや好きを見つけて、上手くチャイルドシートと結び付けてくださいね。 そうこうしているうちに慣れてきて嫌がることも少なくなっていくと思います。
観察してみる
毎回のことだと心身ともに疲れますね。私の場合、何とかしよう!と力むとますます上手くいかないことが多かったです。以前こんなことがありました。 息子が気に入って買ったTシャツなのに、全く着ようとしませんでした。勿体ないので何とか説得して着せようとしましたがダメ。縫い目や裏地の肌触りが嫌だと分かり、肌着を着せるとすんなり着ていました。 まずは、息子さんが何を嫌がっているのか観察しませんか?きっとお子さんなりの理由があるはずです。 例えば、ベルトの締め付け具合や感触が嫌そうなら、調整したりカバーをしてはどうでしょう。また、退屈な感じであれば、大好きなぬいぐるみやお気に入りの物に会える「特別な空間」にするのはどうでしょうか。 そして、どうしても嫌がる時はお出かけを見送って、家でゆったり過ごす選択肢があってもいいかもしれませんよ。
便利グッズをトコトン利用してみる
いつの時代にもよくある悩みですね。娘が小さい時、横浜から東京まで約2時間近く泣き通した事があります。今なら笑い話ですが、その時は泣き過ぎてそのうち息が止まってしまうのではないかと焦りながら運転したのを覚えています。 現在、孫がちょうど一歳過ぎで、チャイルドシートに乗せる時はどうしているのかとお嫁さんに聞いた所 「便利グッズが沢山出ているから、それを使いたおして凌いでます!」とのこと。 聞けば今は安価で便利な物が、売られていて、それを飽きないように使い分けているようです。 あとは、この時にしか見せないお気に入りの動画を用意したり、どうにもならない時はお菓子もあげてしまうらしいです。お菓子??、少々ビックリしましたが目的は座らせておく事なのでそれも有りかと思いました。私達大人も、今ではシートベルトは当たり前になったように、お子さんも車に乗る時はシートに座らなくてはならないという事が分かる時が直ぐにくるかと思います。 それまでは色々な物を利用して頑張って下さい。
子どもに合わせたおでかけ準備
子どもがチャイルドシートに乗ってくれないと、出かけられず、焦る気持ち良く分かります。我が家の子ども達も最初はイヤがっていました。息子はかまってちゃんなので、乗る前に広範囲を映す鏡を私の顔が見えるように配置。また、ベビーサインなどで今から車に乗るよ〜と伝えてから行動していたので、不安なく乗れるようになりました。食いしん坊の娘には、移動時しか食べられない『握れるスティックボーロ』を準備。シートベルトをしないと渡さないので、乗るのもすんなり。ただし、渋滞などで長時間拘束されていると泣き出すこともしばしば。こちらも運転に集中できず泣き出したい気分でした。そんなとき、活躍するのが、お気に入りのおもちゃ。子どもの近くに置いたり、かけたり、信号待ちの時に渡せるように準備していたのを懐かしく思い出しました。チャイルドシートを使うのも今だけですよ。 すぐに大きくなりますから、この時期しかできない親子ドライブを楽しんでくださいね。
チャイルドシートは車に子どもを乗せる上で命を守る必須アイテムですが、子どもにとっては母の腕の中のような居心地のいいものではないのでしょう。どの親も子どもを守るため、チャイルドシートへの誘導の工夫たくさんしていますね。ハートフルコーチ達も述べていますが、『特別感』を演出して、子どもに合わせた対応をするとうまくいくことが多い様です。 便利グッズやお気に入りのおもちゃや素材など数々のエピソードから少しでもヒントになるようなものがあれば幸いです。