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育児の情報が多すぎて迷っています

1歳児の母です。コロナ禍で家族や友人とも気軽に会えず、ネットや本などで子育ての情報を得ています。 でも育児の情報が多過ぎて何を信用すれば良いか迷ってしまいます。みなさんはどうしていますか?

どんな子育てしたいか家族で話し合ってみる

最近の情報量の多さ、しかもコロナ禍で人の話しを直接聞く事も少なくなりました。迷ってしまうのは尚のことかと思います。私自身も、はじめの子の育児のときは、様々な育児本や友達からの情報に翻弄されっ放しでした。良い情報もあったと思いますし、子どもが違えば性格も違うので全く当てはまらない事も沢山ありました。また、夫とはどんな子どもに育って欲しいかという思いを話し合いました。例えば、挨拶は誰にでも大きな声で出来る子、将来どこの国でも働けるように英語は話せるようにしたい!などなど… 散々話し合った結果、私達が心から願った事は「常に感謝の気持ちを忘れない子」「自分のやりたい事を見つけ自立出来る子」このふたつになりました。その後も今も子育てに悩む事は沢山あります。その度に、この思いを軸に夫婦で話し合っています。 ネットや本だけではなく、夫やパートナー、また側にいる家族などに相談するのも良いかと思います。

大切にしたいものは何ですか?

気楽に外出できないコロナ禍で、子育てを頑張っていらっしゃいますね。育児本によって書かれていることが違ったり、人によって言うことが違ったり…。私も、どれを信じていいのか分からない!と悩んだことがあります。というのも、その頃の私は、子育てには1つの「正解」があると思っていたんです。でも、考えてみてください。情報量が多いということは、それだけ色々なやり方や考えがある(あっていい)ということかな~と思います。また、兄弟でも性格が違うように、子どもによって合う対応は様々です。そこで、子育ての「軸」を持つことを提案します。この子はどんな性格か、この子にどう育って欲しいのか、どんな親でありたいのか、自分はどう接したいのか…。私が大切にしたのは「健康」と「子どものペース」です。食べむらがあっても元気ならOK!4歳までオムツでしたが、この子のペースでいこう!と、自分の子育て軸に沿ったものを選ぶことで迷いが少なくなりました。 大切にしたいものは何か、考えてみてはいかがでしょうか。

気になることはまずやってみる

たくさんの中から何を選ぶか?難しいですよね~。私は第一子出産後、母乳育児にこだわった期間がありました。おっぱいが足らなくて泣いている息子と落ち込んでいる私を見て、「今は赤ちゃんがすくすく育っていくことが一番大事」と年上の友人が諭してくれました。母乳とミルクを両方与えると息子はよく眠り体重も増えて、私は心身ともに落ち着くことができました。息子には申し訳ないことをしましたが、このことから私は子育ての考え方ややり方は一通りではないと知りました。今でも気になること(情報)があるといろいろ試します。その際、自分や子ども達そして家庭の実情に「合わない」と感じたら、「別のやり方もあるのではないか」と考えることを心がけています。迷ったら、お子さんの様子やご自身の正直な気持ちとじっくり向き合ってみてくださいね。 きっと納得できる選択ができると思います。

実際に試して、わが子の反応を見てみては

育児に関する情報にはさまざまなものがあり、人によって言っていることが違うので、迷ってしまいますよね。私も1人目を出産した後は、母乳の飲ませ方から寝かせ方、衣服の調節など、迷いっぱなしでした。その後、4人の子どもに恵まれて子育てするうちに、同じきょうだいでも、一人ひとり全く違うことに気がついたのです。1人目が喜んだ方法でも2人目には今一つだったり、性格もそれぞれ違ったり。ネットや本で得られる情報がわが子に合うかどうかは、実際のところ、試してみないとわかりません。今では、試してみて子どもが楽しそうだったり、集中していたりすれば、それがその子にとって「合う方法」なのかな、と思うようになりました。 子育てをしていると、いろいろ試してみてもどうしたらよいのかわからず、ときには泣きたくなることもあります。そのようなときは、ハートフルコミュニケーションのサイトをのぞいてみませんか?オン

子どもの親である自分の選択を信じよう

たくさんの子育て情報を集め、これでいいのかと迷う気持ちよく分かります。私も一人目の子育て時はそうでした。特に離乳食の作り方や開始時期など。本には5・6ヵ月からと載っていますし、市販の離乳食も○ヵ月用という商品があります。でも私は乳歯が生える=腸の機能が整う時期という情報を選択。我が家の子ども達は歯が生える時期が遅かった為、9〜10ヵ月から離乳食を開始。結果、食品アレルギーもなく離乳食期間も少なくて楽でした。情報は子育ての助けにもなりますが、うまく扱えないとストレスにもなります。私は無理のない範囲で情報を収集しつつ、子ども達の成長を見守りながら、自分たちの価値観を信じて選択してきました。うまくいっていることは自身のやり方が一番だと思います。うまくいかない時こそ収集した情報の出番です。 子どもの親である自分を信じて、その時に最善と思えるものを選んでいけばいいのではないでしょうか?

情報を味方につけよう

コロナ禍で人と接する機会が少なくなってから3年が経とうとしています。 ある調査では、9割のママがSNSを利用し、7割の親が子育て情報について量が多く正確な情報がわからないと答えているそうです。 悩んでいるのは相談者さんだけではありません。ハートフルコーチ達が述べているように、情報を集める前に、子育ての『軸』をパートナーや協力してくれる身近な方と話し合ってみませんか?どんな子どもに育ってほしいか?そのためにはどんな情報が必要なのか。大切にしていること、子どもに伝えたいことは各家庭違うと思います。ハートフルコミュニケーションでもたくさんの情報をお届けしております。情報に左右されるのではなく、必要な情報を味方につけ、 自分らしい子育ての選択肢をひろげるためにご活用ください。