家事が苦手、早く終わらせることばかり考えて子どもに優しくできない
1歳半の男の子がいます。家事が得意ではなく、特に毎日の晩御飯作りがプレッシャーです。家事を終わらせて子どもを早く寝かせることばかり考えて、子どもに優しくできません。みなさんどうしていますか?
工夫しつつ、「完璧な家事育児」を手放しました!
家庭の中で、子どもの世話をすることと、家事をすることは別分野。親はその両方をやらなければならないので大変さは増しますよね。苦手なら尚更だし、多くの人が「たいへ〜ん!」って思っていますし、現に私自身も時に「まったくもう!」とイライラ戦闘モードになりそうなのを「いかんいかん」と何とかやっています(笑) 私がイライラしやすい夕方に時間的余裕をもつために工夫していることは、買い物したら一気に作り置き惣菜や下味をつけた主菜を作ること。作ってしまえば冷蔵庫から取り出すだけ、火を通すだけなので週4〜5日は楽チンです♪プラス家事に便利なグッズも活用。そして、早くというかすんなり寝てもらう為に、早起きから始まる日課の組み立て方を工夫しています。昼寝は夜の入眠時間に合わせて調節する。そして、頭と身体を使う遊びも含めた活動のバランスも考えています。寝るのは子どもにとって充電のようなもの。活動はその電池使用のイメージで、夜寝る時間に充電がきれるように生活を整えています。そして、優先順位の低いものは後回し。家事を少し手抜きしても、副菜がなくても、子どもの笑顔があれば良し!と「完璧にやる」を放棄しました。子どもの1歳半って、日々がいろいろな「できた」を一緒に味わえる貴重な時間です。どれかヒントになっているといいなと思います。ぜひ、今を子どもさんと楽しんでください
家事にルールなし!自由な発想で
私も家事は苦手です。乳幼児を育てながらの家事は、更に倍になって私にのしかかりました。なんせ段取り通りいきません。子どもが寝ている間にやってしまおうと思うと、今度は自分が寝る時間が無くなってしまう。睡眠不足状態では、更に家事の効率も下がり、子どもにも優しくできないという悪循環でした。 そこで私が頼ったのは、近年目覚ましい進化を遂げている家電の数々。洗濯は乾燥までセットしてスイッチオン。炊飯器をセットし、食洗機と電動掃除機を動かします。そして私は朝の方が元気なので、午前中のうちに夜ご飯のおかずを作っていました。家事にルールはありません。晩御飯作りの気が重いなら、子どもに手がかかる今だけでも、食材やお弁当の宅配を頼んだり、家事代行を依頼してみるなど、外注してもいいかもしれませんね。電気調理器に頼るのもありだと思います。私の場合は、同時進行で進んでいく感じが好きなので、家電一斉スイッチオンで完了していくのは気持ち良いです。苦手なはずの家事も、今日もやるかー!という気になります。一度、今までの家事のやり方をとっぱらってみて、自由な発想で都合の良い家事シフトや方法を考えてみられてはいかがでしょうか?
モノを減らしたら家事のストレスが減りました
私も家事が得意ではなく、特に料理が苦手なのでお気持ちよくわかります。子どもが小さいうちは、夕方から夜寝かせるまでが嵐のような時間帯でした。しかも子どもは思うようには動いてくれず、寝るのが遅くなると、罪悪感や焦燥感にかられました。そんな中で、どうしたら日常生活がもっとスムーズにいくか、何が普段のイライラの原因か考えてみました。そんな時、1冊の片付けの本を読んで、私の場合は家の中に物が多すぎることが原因のひとつなのではと思いました。子どもが生まれてから、育児グッズや子ども服など急速に物が増えて管理ができなくなっていたからです。当時はまだ片付けブームというほどではありませんでしたが、時間を見つけて不用品を減らすことにチャレンジしました。すると物を探す時間が減り、気持ちもすっきりして、掃除もしやすくなったのです。更には子どもと自分のアレルギー体質にもとてもよい!私は、料理は苦手ですが掃除はそれほど苦ではないので、掃除がしやすくなって、必要なものがすぐに取り出せることは、非常に家事のストレスを減らしてくれました。キッチンが片付いていると料理のストレスも減りますしね。私はたまたま物を減らすことで、家事のストレスが減りました。同じ効果が出るかはわかりませんが、やってみる価値はあると思うので、よかったら試してみてください。 まずは小さな引き出しや、気になる場所だけでもよいと思います。
道具で気分も上々
私も家事は不得意です。子どもがまだ幼いときは、子どもが眠くなってグズグズになる前に任務完了せねば、と時間に追われ、一度にいくつの家事を同時進行できるか、試行錯誤の日々でした。 晩御飯作りのプレッシャーは、メニューを考えるところからですよね。私は、メインの肉と魚の日が交互になるように決めて、おかずは翌日に繰り越せるよう多めに作っておきました。この際、和食・洋食といったくくりは気にせず、毎日1品だけ作ればいいと思うだけでハードルが下がったような気がします。当時からこのキッチンスタジアムを支えてくれたのは圧力鍋です。材料を刻み調味料と一緒に入れて加熱し、あとはほったらかし。保温鍋も活躍しました。おでんなど具を入れて沸騰したら、こちらもそのままほったらかし。また、奮発して銅板の卵焼き器を購入したこともあります。新しい銅板フォルムの美しさに惚れ惚れ。卵の離れ具合もスムーズで出来上がりもふわふわ。料理の腕も上がった気分になりました。卵がこびり付かず、洗うのも楽だったことから、長い夏休みのお弁当作りも乗り越えられたように思います。目下、私は土日休みのお昼の支度が嫌で仕方ありません。母業も完全休業したいものです。でも、家族そろって食卓につく時期は意外と限られていますよね。娘達は今、中2ですが、高校生になったらさらにそろわないし、「ご飯いらない」と言われるときもくるのかな。 めんどくさーいと思いながらも、「美味しいね、ママ料理上手~!」と自画自賛を続けたいと思います。
家事の手間を減らしてみては
家事を早く終わらせることばかり考えて、お子さんにやさしくできないと悩んでしまうのですね。とてもがんばり屋さんなのでは、と感じました。こういうときは、お子さんとゆとりを持って楽しく過ごせるように、「どうすれば家事が早く終わるか」を追求してみるのはいかがでしょうか。 たとえば、今の時期だけ、と割り切って、サラダはカット野菜や洗うだけのミニトマト、冷凍野菜を活用。揚げ物はお店のお惣菜を利用し、家で作るおかずは手軽にできる炒め物メイン。お皿洗いを短時間で終わらせるためにワンプレートにする、などなど。ゲーム感覚で家事の時短方法を考えてみると、だんだん楽しくなってくるかもしれません。思いついた時短ワザをSNSで投稿すると、「いいね」をもらってうれしくなったり、時短仲間とやりとりを楽しめたりもできそうですね。どうせしなければならないことなら、いかに楽しく楽にできるかを考えて試してみませんか?家事が手際よくできるようになってきて気持ちにゆとりを持てるようになると、お子さんにもやさしくできるようになるかもしれませんね。好きなことを楽しむ自分時間もできると、よりご機嫌に過ごせるのではないでしょうか。
毎日幼い子の子育てをしながら苦手な家事をこなす、というのは、本当に大変です。とくに食事作りは毎日のことなので、「いつも献立のことばかり考えているみたい…」と、うんざりすることもあります。子どもが小さな時期は、子どもと親が元気に機嫌よく過ごせていればOK!完璧を目指さず、市販品や便利な道具に頼ってみたり、物を減らして家事を楽にしたりしてみませんか。まずはいろいろと試してみることで、自分に合うやり方がみつかるかもしれません。子育てはマラソンのようなものです。 息切れしないよう、自分の気分が上がるお楽しみも取り入れられるといいですね。一緒にがんばりましょう。