ハートフルコーチの泣き笑い日記

日々の発見やつぶやきなど。

君の歩んできた道は


石垣さんのブログを読んで、自分にもたくさんの「初めて」があったことを思い出しました。

東京の平沢です。
こんなふうに育つとはなぁ、としみじみ思う師走。今回は、来年4月から社会人となる長男について書きたいと思います。

小さい頃から長男は、「これ」と決めたことにしか、頑として動かないタイプでした。
親としては、いろいろな経験をさせたいと思い、小学生の頃から地域や大学の体験イベントなどに連れていきましたが、結果は大体彼が不機嫌になって終了。当時流行っていたプログラミングの体験イベントに参加したときには、教えてくれるボランティアの大学生に対して終始ふて腐れた態度を取り、帰り道で親子喧嘩に発展しました。 私は「礼儀知らずだ」と叱り、長男は「そもそも興味がなかった。それに、隣の子はできているのに、自分はできない。だから嫌だった!」と主張。

小学生時代はそんな感じで、彼の「頑固さ」や「譲らなさ」にどう向き合って良いのか分からず、悩みました。親としては「良い経験をさせたい」「多くの可能性に触れてほしい」と思ってのことなのですが、彼は興味のないことに対してはまったく心を動かさず、全力で拒むという繰り返し。

なにしろ、彼の当時の興味といえば空想遊び。ウルトラマンなどのヒーロー(怪獣?)ものが好きだったからか、ナニモノかになりきって、見えない敵と戦うといった一人遊びをよくしていました。
今、思うとその時間は彼にとって想像力を膨らませて遊ぶ、とても大切な時間だったのでしょう。私からすると、何気ない日常の一コマでしかなく、「そんなことより、様々な良い体験をさせてあげないと!」と息巻いていたように思います。
2024年12月16日(月) No.704 (日記)

たくさんの「初めて」


「面白さ」と「人の役に立つ喜び」


瀧澤さんの海外生活での貴重な体験の裏にある不自由さとの葛藤は、私にとって、まさに自分ごと。インドネシアの鈴木です。

今回は、「面白さ」と「人の役に立つ喜び」にまつわる私を動かし続けるエネルギーについて書きたいと思います。

私は子どもの頃から、何かにハマると寝ても覚めてもそのことばかり。生きものにハマっていた小学生の頃は、学校から帰ってくれば地面に這いつくばって、時にはバッタ、時にはコオロギ、時にはカマキリ、時にはカタツムリと、あらゆるものをとにかく集める。モンシロ蝶やアゲハ蝶にハマれば卵を集めては孵化をさせ、蝶になるまで育てる。それも大量に!縄跳び、鉄棒、コマ回しにハマれば、朝早起きして一人で黙々と自主練。放課後も自主練。手芸ビーズ、クロスステッチにハマれば、とにかくそればかり。

大人になってからのここ10年ほどはパン作りにハマり、作りたいパンの師匠を見つけては教えてもらいに出かけて行く。気づけば本棚はパンに関する本だらけ、オーブンは2台になり、ミキシング用ミキサー、発酵器まで登場。ドハマり期は朝の2時3時に起きて、家族の朝ごはんには焼き立てパンがある、というパン屋のような生活をしていました。
このように、私を魅了する「面白いもの」は私を内側から突き動かすエネルギーです。

しかし、色々な「面白いもの」に出会っていくうちに、「面白さ」は私を動かす起爆剤にはなっても、それだけで同じ熱量を保ち続けるのは難しい、ということも分かってきました。自分の中の満足ポイントまで到達するとそれで終了してしまうのです。
2024年12月02日(月) No.702 (日記)

自分らしい選択


清瀬さんの日記を読みながら、成長していく息子さんの姿に、我が家のマイペースな一人娘を重ねて考えていました。できると信じてもらいながら、見守られ、任されたり、頼られたりする環境は安心して成長できる大切な場だなぁと感じました。そんな環境を私も作っていきたいなと思いました。

タイの瀧澤です。今回は、「いやいややっていることはありますか?」という問いから気付いたことを書きたいと思います。

今から13年前、夫が海外で働くことになり、私たちは一緒に異国での生活を始めました。
海外生活は新しい発見や貴重な経験ができる一方、日本での生活に比べると制約も多く感じられました。
習慣やシステムの違い、言語の壁もあり、日本にいたら自分で簡単にできることが、思うように進まないことも多々あります。
最初の数年間は、友人と離れ、仕事を辞め、夫以外には知り合いもいない土地で、生活に慣れること、家族が安全に幸せに暮らせることに集中する日々でした。

妊娠、出産を経験し、育児に追われつつも、友人ができ、フランスでの生活に慣れたころ、夫のタイへの転勤が決まり、再びゼロからのスタートを切ることになりました。
ここでも私は変わらず、家族が安全に幸せに暮らせる環境を整えることに専念しました。海外生活に伴う制約も、「仕方がない」と受け入れるようになっていました。
タイ生活も長くなり、幸せな生活を送ってはいるものの、心の奥には「いつまでこの海外生活が続くのだろう?」というモヤモヤした思いが生まれるようになっていました。成長する娘の進路や、自分自身の今後について考える中で、そのモヤモヤは次第に大きくなりました。
2024年11月25日(月) No.701 (日記)

子どもが変わる時


音楽 〜子どもから教えてもらうこと〜


★★★第20回「泣き笑い日記 オンライン・ホッとカフェ」★★★

【日時】2024年11月17日(日)10〜12時
【参加費】無料
【方法】オンライン(ZOOMを使用します)
【お申し込み】https://ssl.form-mailer.jp/fms/96601934835740

日記を読んでさらに知りたくなったこと、ちょっと話したくなったことを日記の筆者や他の参加者たちとおしゃべりし、自分の毎日に活かすヒントを持ち帰るこのカフェ。20回目を迎える今回は、
「余計な口出しをしないために」を話の糸口に、つい口出ししてしまう心理を紐解き、「余計な口出しの代わりにできること」を見つけていきます。
どうぞ気楽にご参加ください。

※ 前回までの様子はこちらでお読みいただけます。

★★★愛知の藤岡です。

和木さんの「どんな時に、大切にされているなぁって感じますか?」のお姉ちゃんの答えに、目の奥がじーんとなりました。うちの娘に聞いたことがなかったので、試してみようと思います。

さて、先日、好きな音楽グループのライブに10代の娘と行きました。大好きな音楽を聴いて、浸って、一緒に歌って、最高に楽しんできました。笑顔あり、感動あり、日常から少し離れて、特別な時間になりました。
そして、音楽とのかかわりは子どもの成長とともに少しずつ変わってきたなと感じる機会でもありました。
2024年11月11日(月) No.699 (日記)

どんな時に、“大切にされているなぁ”って感じますか?


★★★第20回「泣き笑い日記 オンライン・ホッとカフェ」★★★

【日時】2024年11月17日(日)10〜12時
【参加費】無料
【方法】オンライン(ZOOMを使用します)
【お申し込み】https://ssl.form-mailer.jp/fms/96601934835740

20回目を迎えるこの秋のカフェでおしゃべりの種となる日記は、
「余計な口出しをしないために」

この日記を読んで知りたくなったことを筆者に尋ね、気づいたことや思い出したことを参加者同士で気楽に語り合いませんか?
そして、「余計な口出しの代わりにできること」を見つけていきませんか?

※ 前回までの様子はこちらでお読みいただけます。

★★★

この夏、「愛すること」について深く考える時間が多くありました。というのも、セッションコーチになるため試験があり、そのシナリオを考えるのにずっと頭をひねっていたんです。セッションに参加する人がテーマについて考え、いかに自分なりの気付きを得られるか、質問を考えるのはとても難しいものでした。

私が一番初めに書いた質問は、「どんな時に、“大切にされているなぁ”って感じますか?」でした。
2024年11月04日(月) No.698 (日記)

親子で紡ぐ、ある習慣


★★★第20回「泣き笑い日記 オンライン・ホッとカフェ」★★★

季節ごとの恒例「オンライン・ホッとカフェ」。20回目の今回、語り合う題材は、本日の日記執筆者、㓛刀知子さんが書いた
「余計な口出しをしないために」です。テーマは「余計な口出しの心理に迫る!」。

【日時】2024年11月17日(日)10〜12時
【参加費】無料
【方法】オンライン(ZOOMを使用します)
【お申し込み】https://ssl.form-mailer.jp/fms/96601934835740

今は口出ししないほうがいい、手出ししないほうがいい。
そうわかっているのにしてしまうこと、ありませんか。
なぜ、そうしてしまうのでしょう? 何がそうさせているのでしょう?

㓛刀さんに尋ね、参加者同士で感じ・考え・思い出したことをおしゃべりしながら、あなたに合った「余計な口出しの代わりにできること」を見つけていきます。
どうぞご参加ください。

※ 前回までの様子はこちらでお読みいただけます。

★★★

前回の菅原さんの日記を読んで、高齢の親に変化を求めるより、自分が腹を括って視点を変えて付き合うことが幸せな親子関係を築くコツだと思いました。

こんにちわ、東京の㓛刀です。
今日は私が子育てに悩むなかで採り入れてきた、息子とのある習慣について綴ってみます。

私と息子は就寝する前の静かな時間に、ジュースを入れたワイングラスで「乾杯」することがよくあります。嬉しいことがあった時、緊張がほぐれてホッとした時、テンションを上げたい時……。そのタイミングはさまざまです。ジュースを飲みながら、短い時なら30分位、長い時だと3〜4時間、ベッドに行くことも忘れて語ります。日常的な情報のやり取りではなく、ひとつの話題から思考を巡らせていく感じです。学校や勉強のこと、友達のこと、異性のこと、将来のこと、好きな音楽のことなど、話題は小さいことから大きなことまで色々で、今では私の子育てになくてはならないコミュニケーション法となっています。<
2024年10月28日(月) No.697 (日記)

「心配」は誰のため?


長男とティッシュ〜お金じゃ解決できないのよね


石垣さんの続編、お待ちしてました! 石垣さんの対応と息子さんの行動、読みごたえがありました。

東京の平沢です。
今回は我が家の困った出来事から、気づいたことを切り取って綴りたいと思います。

洗濯物を取り出すと、またもやティッシュまみれ。「またか…」と思いながら、怒りがこみ上げてきました。大学4年生の長男がズボンのポケットにティッシュを入れたまま洗濯に出したからです。何度注意しても、同じことを繰り返す長男に、正直うんざりしていました。

「ポケットにティッシュを入れたまま洗濯に出さないでって言ったでしょ!」と怒りをぶつけても、長男は「あ、すまん」と一言で終わり。私はといえば、注意書きを貼ったり、ティッシュまみれの洗濯物を見せたり、理由を説明したりと、あれこれ試してみましたが、1ヶ月もするとまた同じことが起こるのです。

そんなある朝、出勤前の忙しい時間に、またしてもティッシュだらけの洗濯物を目にして、ついに私は「ティッシュをポケットに入れたまま洗濯に出した人には、500円の罰金を払ってもらいます!」と怒りの宣言をしました。夫や子どもたちは、私の怒りを前に黙って新しいルールを受け入れました。
2024年10月14日(月) No.695 (日記)

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